動物の喜怒哀楽を絶妙に表現!人々の知らない世界を読みやすく描いた動物保護のヒーロー誕生ストーリー『全部救ってやる』の魅力

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3月23日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、常喜寝太郎による作品『全部救ってやる』のおすすめポイント3つを紹介した。

動物の喜怒哀楽を絶妙に表現!人々の知らない世界を読みやすく描いた動物保護のヒーロー誕生ストーリー『全部救ってやる』の魅力

番組では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『全部救ってやる』をピックアップ。東京でスタイリストを目指す星野スズは、挫折して戻ってきた地元で動物保護活動家・久我に出会い、一生懸命に活動する久我の姿から、自分のことでいっぱいな自分を変えたいと思い立つ。この物語は、そんな星野を中心に描いた、「汗にまみれ動物にまみれ日々を奮闘する、かつてない動物保護のヒーロー誕生ストーリー」となっている。

今回は吉田が、VTuberのときのそらをゲストに迎え、このマンガのおすすめポイント3つを解説した。

吉田:おすすめポイントその1は「全く知らない世界をめちゃくちゃ読みやすくしている」。

人によっては、動物を10匹とか飼ってることもあり得るわけじゃないですか。動物保護活動してる人のお話だから、「それをもし本当にやってたら、どれだけ大変か」みたいなところが全部ちゃんと描いてあるんだけど。マンガだから、文章で読むより全然はっきり分かるんだよね。で、その裏には いろいろと守らなきゃいけないこととか、気にしなきゃいけないことがあるんだなっていうのが初めて分かって。「保健所に連れて行かれた犬がどうなるかって、今は昔とは全然違うんだな…」みたいなこととかも、ちゃんと描いてあるの。全然知らない世界がすごく読みやすく表現されているのと、飼い主の人たちの責任は重いなっていうのを感じる、そんな作品だったりします。

ときの:なるほど!

吉田:おすすめポイントその2は「カタキのバリエーション」。

「動物保護の人たちがこんな活動してます」で終わりじゃなくて、ドラマになってるから、いろんな理由で困った相手が出てくるわけですよ。例えば、「もう飼えない」って言って無邪気に捨てちゃうだけの一般市民とか、サイコパスみたいな命を全然大切にしないような人も出てくるし、バリエーションがすごくいっぱい出てくるんですよ。でも、「これは動物に関わる人たちの中で、ものすごくリアルなことなんだろうな…」みたいなのをすごく感じられるところがあって、「やっぱり社会派なんだな」っていう風に思うところですね。

ときの:うんうん。

吉田:おすすめポイントその3は「動物の喜怒哀楽がめっちゃ出ている」。

笑ってる表情に見えるけど、でもこれって人間の都合でそういう風に見えてるって絵じゃないよねっていう、すごい絶妙な絵で出てくるんですよ。お世話されてなくて荒れちゃっている動物が、ちゃんと直してもらって綺麗になって表情が蘇ってくる場面が出てくるんですけど、それがすごく表情に出てるんだよね。

『全部救ってやる』の魅力的な要素3つを語った吉田。この作品はマンガが読めるアプリ『マンガワン』にて連載中で、コミックスは第3巻が発売されている。作品に関する詳細は、ホームページや公式SNSでチェックすることができる。

番組情報

ミューコミVR

毎週日曜日 23:30 - 24:30

番組HP

ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那、末吉9太郎を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!

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