3月16日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、山本崇一朗による作品『マネマネにちにち』のおすすめポイント3つを紹介した。
番組では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『マネマネにちにち』をピックアップ。この物語は、野球について全く詳しくない渚茜、見た目がギャルな一ノ瀬かりな、おっとりした雰囲気の姫宮ユキという3 人の女子マネージャーがグラウンドサイドで繰り広げる、“日常×チョイラブ”なハイブリッドコメディとなっている。
今回は吉田が、私立恵比寿中学・真山りかをゲストに迎え、このマンガのおすすめポイント3つを解説した。
吉田:おすすめポイントその1は「定番を絶妙にずらしている」。
主人公はもう渚茜ちゃんでいいと思うんですけど、この渚茜ちゃんが野球に全く詳しくない。逆に一ノ瀬かりなちゃんは、ギャルだけど野球めっちゃ詳しい。で、おっとりした雰囲気なんだけど明らかにもう初めの2話で彼氏が出てくるのが、姫宮ユキちゃん。しかも、部活内で付き合うみたいな話があって、ちょっとずつ定番とずれてるじゃないですか。これがすごいバランスで、全員マンガのキャラにいそうでない。でも、テーマは野球とマネージャーで王道だから、すごく読みやすいんです。
真山:なるほど!
吉田:おすすめポイントその2は「リアル高校生といえば…?」。
言ってしまうと…わりとみんな、ちょいエロなことに興味がありますよね?男女ともに、人に聞かれてなければ平気でそういうこと言うじゃない?というのを、普通の女子マネージャーたちの会話の中に、めっちゃリアルな言葉遣いで出てくるんですよ。
真山:(笑)
吉田:おすすめポイントその3は「軽く読めるけど軽く読んではもったいない」。
例えば、マンガにはコマを分けるための枠線というものがあります。枠線は、大体において同じぐらいの太さで書かれていることが多いんですね。でも、見開きのページで右のコマと左のコマを見ると、枠線の太さが全然違うんですよ。キャラクターが飛び出しているコマとそうじゃないコマが、全部使い分けられていたりとか。めちゃめちゃ軽く読めるように気を遣って描かれているけれども、じっくり読むとそれだけ応えてくれるという、結構すごいマンガです。
『マネマネにちにち』の魅力的な要素3つを語った吉田。この作品は『ゲッサン』にて連載中で、本誌掲載時のカラーを完全再現の豪華資料のコミックス第1巻が発売されている。作品に関する詳細は、ホームページや公式SNSでチェックすることができる。
番組情報

ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那、末吉9太郎を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!
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