2月16日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、星野真による作品『竜送りのイサギ』のおすすめポイント3つを紹介した。
番組では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『竜送りのイサギ』をピックアップ。竜が棲む世界の流刑地・陵獄島で、斬った相手の記憶が垣間見える首打人の少年・イサギが、稀代の名将・タツナミと出会うところから物語が始まる。
今回は吉田が、ライバーアイドルのレトラをゲストに迎え、このマンガのおすすめポイント3つを解説した。
吉田:おすすめポイントその1は「超大河ドラマ」。
始まった瞬間から、物語のスケールがでかいのが1発で分かるんですよ。少年が主人公なんだけど、その少年の周りに次々と人が集まってきて、その人との別れもあるし確執もあるし …みたいな、王道の物語が始まってるんですけど。この世界には“竜”っていうものがいて、その竜が各地を回っていて、一般の人にも見える世界だったりするんですよ。神様みたいな存在なんだけど、先にちょっとだけ言ってしまいますと、1話の段階で、誰かがその龍を殺します。そこから、大陸全体を巻き込んだでかいストーリーになっていくっていうお話で。今4巻まで出てるんですけど、僕は、どう見ても10巻で終わるタイプの作品じゃないなと思ってます。「30~40巻ぐらい続くんじゃない?」みたいな気持ちで見てるんですけどね。
レトラ:へぇ~!
吉田:おすすめポイントその2は「和風ファンタジー」。
ここまでの説明で、ちょっとヨーロッパっぽい作品を想像してた人がいるかもしれないですけど、名前は基本的に苗字があるし、出てくる人たちみんな和服だし、持ってるものは日本刀なんですよ。出てくるものも日本建築なんだけど、地図は日本ではないし、首だったり肩だったり、人間の体を模した国が次々出てきたりとか。どうやら政治的な陰謀もあるらしいし…。「和風ファンタジーのこのタイプの作品って、あんまりなかったな」っていうタイプの大河ドラマですね。
レトラ:考察がめっちゃ進む!
吉田:おすすめポイントその3は「大ゴマ見開き」。
剣劇もので、剣で戦うシーンがとっても多いんですけど、剣で何を斬っても、本当にいいシーンで見開きが来るんです。…え、作者さんご本人が(YouTubeのチャット欄に)いらっしゃってる!?「ご紹介いただきありがとうございます!ぜひお読みください」って言ってくれてる!ありがとうございます!
『竜送りのイサギ』の魅力的な要素3つを語った吉田。この作品は『サンデーうぇぶり』にて連載中で、コミックスは最新4巻が発売されている。作品に関する詳細は、ホームページや公式SNSでチェックすることができる。
番組情報
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ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那、末吉9太郎を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!
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