ブラックジョーク満載!マンガとしては珍しい“縦の動き”で描かれた、動画クリエイターが手掛ける作品『からめる』の魅力

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1月12日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、動画クリエイター・からめるによる作品『からめる』のおすすめポイント3つを紹介した。

ブラックジョーク満載!マンガとしては珍しい“縦の動き”で描かれた、動画クリエイターが手掛ける作品『からめる』の魅力

番組では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『からめる』をピックアップ。今回は吉田が、このマンガのおすすめポイント3つを解説した。

吉田:おすすめポイントその1は「YouTubeのクリエイターが描いたマンガ」。

(作者は)元々が自分で動画を作れる人だから、マンガにもできるんですよ。これはからめるさんが、マンガとして『コロコロコミック』で連載していた作品なんです。ネットでの認知がめちゃめちゃ高いので、今回コミックスとして発売するときに、帯を大体有名な人に頼むじゃないですか。誰からの推薦コメントが書いてあるかというと…『インプレゾンビ大絶賛』と(笑)『この本をいつもありがとう』と書いちゃっていて、日本語が若干怪しくて、全く知らない海外の人の写真が使われた笑顔の帯という(笑)帯までゴリゴリのギャグなの。

西井万理那(パートナー):めちゃくちゃ面白いわ(笑)

吉田:おすすめポイントその2は「縦の動き」。

マンガって、横にページを開いて読むじゃないですか。今回も単行本になってるんで、電子でも読めるから、もちろん縦で読むこともできるんだけど。ページを開いていくものなので、普通は、キャラクターが「右から左へ、右から左へ…」って動くのが基本なんですよ。いろんなマンガを意識して読んでもらうと、キャラクターが次のページに向かって走り出すときって、まず間違いなく、右から左に走っているんです。左から右に走ると、読んでるときに、ちょっと気持ち悪くなるんで。だから、大体マンガって、横の動きを基本に作ってるんですよ。でもこの作品は、動画も含めてそうなんだけど、4コマって縦に読むじゃない?だから、縦の動きがギャグになってるものがめちゃくちゃ多いの。縦の動きが多いマンガって、実は結構少なくて。キャラクターが可愛いのにこういう風になってるから、なかなか面白いなと思います。

西井:こういうマンガ初めて見る!

吉田:おすすめポイントその3は「カラっとしてて可愛くて“人が死ぬ”ブラックジョーク」。

めちゃめちゃキャラクター可愛いから陰惨な感じが全然ないんですけど、基本的に1話で1回は、からめるが落下死したり宇宙の彼に飛んでいったりするという…。結構キレめのブラックジョークマンガなんです。

『からめる』の魅力的な要素3つを語った吉田。この作品は、『月刊コロコロコミック』で連載していたマンガをフルカラー化した『からめる 色付き』が発売中。通常版では未収録のエピソードを追加し、さらに新規描き下ろしのおまけ漫画も掲載されており、ファン必見の内容となっている。作品に関する詳細は、ホームページや公式SNSでチェックすることができる。

番組情報

ミューコミVR

毎週日曜日 23:30 - 24:30

番組HP

ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那、末吉9太郎を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!

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