「コロコロっぽい内容」と「コロコロっぽくない絵」で描かれた、フェチの詰まった本格ホビーコメディ『ダウナーお姉さんは遊びたい』の魅力

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3月2日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、山鷹景による作品『ダウナーお姉さんは遊びたい』のおすすめポイント3つを紹介した。

「コロコロっぽい内容」と「コロコロっぽくない絵」で描かれた、フェチの詰まった本格ホビーコメディ『ダウナーお姉さんは遊びたい』の魅力

番組では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『ダウナーお姉さんは遊びたい』をピックアップ。中学校に進学し周りの変化に戸惑う主人公・新タ晴は、ある日の夕方、公園のベンチで謎のお姉さんに声をかけられるが、お姉さんの正体は、この世の何よりもホビーを愛するコロコロ現役読者だった。――というところから始まる、夕焼け空とコロコロがよく似合うダウナーお姉さんとの本格ホビーコメディとなっている。

今回は吉田が、このマンガのおすすめポイント3つを解説した。

吉田:おすすめポイントその1は「めちゃめちゃコロコロっぽい内容」。

昔ちょっと流行ってたものとか、今も継続して流行ってるものもいっぱいありますけど、そういう遊びをガチでやってくれるお姉さんが出てくるんですよ。例えば、めちゃめちゃコロコロっぽいテーマとしては、ベイブレード、ルービックキューブ、デュエルマスターズ、ハイパーヨーヨー、開運コロシアム、イナズマイレブン、ダンボール戦機、ケツバトラー、ミニ四駆とか、それを本当に全力で楽しんでるお姉さんの話で。それを全力で楽しんでいるマンガって、今までもコロコロにいっぱいあったじゃないですか。そういうマンガは、“THE コロコロ”なんですが…。

西井万理那(パートナー):うんうん。

吉田:おすすめポイントその2は「めちゃめちゃコロコロっぽくない絵」。

絵が、青年誌みたいなんですよ。すっごい綺麗な絵で、背景もものすごくリアルに描き込んでいる。こういうのって、あんまりコロコロの普通のマンガじゃ出てこないんですよ。このマンガは、やってることはものすごく子供向けだから、子供はもちろん読んでくれるんだけど、絵がとっても大人っぽくて、尚且つ懐かしいから、大人読者も読めるんです。

西井:なるほど!

吉田:おすすめポイントその3は「フェチがすぎる」。

“ダウナーお姉さん”だから、つまりは決してテンションが高くないタイプの女の子で。マンガで、ダウナーなお姉さんを表現するときって、目がちょっとトロンとしてたりしますよね。しかも、子供と遊ぶんだから、保育士さんみたいなエプロンしていてもおかしくないじゃないですか。でも、そうじゃなくて、めちゃめちゃオフィス用のスーツ着てるんですよ。で、何歳かは出てこないんですけど、よく読むと、1箇所履歴書みたいなのが出てくるところがあって、そこに「27歳」って書いてあるんですよ。めちゃくちゃリアルリアルで、完全に自分のフェチで描いてるとしか思えない。女の子フェチで描いてるところも、ほかとは違う特異点っていう感じがするマンガです。

『ダウナーお姉さんは遊びたい』の魅力的な要素3つを語った吉田。この作品は、コミックス最新第1巻が発売されたばかりで、『コロコロ風ふろく爆盛り特装版』も同時発売されている。作品に関する詳細は、ホームページや公式SNSでチェックすることができる。

番組情報

ミューコミVR

毎週日曜日 23:30 - 24:30

番組HP

ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那、末吉9太郎を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!

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