『白鳥とコウモリ』松村北斗×今田美桜、東野圭吾さんの新たな傑作を完全映画化

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Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね【第1329回】

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画・ドラマを発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。

今回は、9月4日公開の『白鳥とコウモリ』 『スワロウテイル 4Kリマスター』をご紹介します。

『白鳥とコウモリ』松村北斗×今田美桜、東野圭吾さんの新たな傑作を完全映画化

画像を見る(全13枚) (C)2026「白鳥とコウモリ」製作委員会

『白鳥とコウモリ』事件の渦中にいる父は、私が知る父ではなかった

2026年7月に逝去したベストセラー作家・東野圭吾さんによるミステリー小説『白鳥とコウモリ』。「今後の目標はこの作品を超えることです」と著者本人も認めた新たなる最高傑作が、待望の実写映画となりました。

“罪と罰”という根源的なテーマを重厚なストーリーで紡いだ、ミステリーの枠を超えた、“新たなる傑作映画”の誕生です。

『白鳥とコウモリ』松村北斗×今田美桜、東野圭吾さんの新たな傑作を完全映画化

(C)2026「白鳥とコウモリ」製作委員会

『白鳥とコウモリ』のあらすじ

善良な弁護士・白石健介が刺殺された。容疑者として浮上したのは、倉木達郎。彼は自分が犯人だと認め、自供。事件は解決したかのように見えた。

しかし、父である達郎が起こした事件を不審に思った息子・倉木和真は、独自で捜査を始める。その捜査過程で出会ったのが、被害者の遺族である白石美令。

美令は父・健介がなぜ殺されなければいけなかったのか、疑問を抱いていた。そして事件の真相を知るべく、容疑者家族である和真と行動を共にする……。

『白鳥とコウモリ』松村北斗×今田美桜、東野圭吾さんの新たな傑作を完全映画化

(C)2026「白鳥とコウモリ」製作委員会

『白鳥とコウモリ』のみどころ

主人公・倉木和真を演じたのは、第49回日本アカデミー賞で優秀主演男優賞、優秀主演女優賞、話題賞(俳優部門)をトリプル受賞した松村北斗。殺人を自供した父を信じたいという思いから、解決したはずの事件の奥へと踏み込んでいく青年を熱演しています。

そしてもう一人の主人公・白石美令役は、幅広い年齢層から支持される今田美桜。他人の意見に流されず、自分が疑問に思ったことを貫こうとする凛とした姿に魅了されます。

共演には三浦友和、中村芝翫、柄本佑、前原滉、井川遥、吉田羊、風吹ジュンといった豪華俳優陣が集結。上質な人間ドラマが繰り広げられます。

『白鳥とコウモリ』松村北斗×今田美桜、東野圭吾さんの新たな傑作を完全映画化

(C)2026「白鳥とコウモリ」製作委員会

容疑者の息子と被害者の娘。交わるはずのない二人が“禁断のバディ”を組み、事件の真相に挑む。
この斬新な設定がフックとして効いていて、片時も目が離せません。特に、罪を背負う人、その周囲で生きていく人々、それぞれの立場や心情が丁寧に紡がれていくストーリー展開が実に秀逸です。

事件の“答え”を探すのではなく、真相の先にある人間の業に触れることで、魂を揺さぶられる人も多いことでしょう。この秋、じっくりと向き合ってほしい一作です。

末筆ではありますが、東野圭吾さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

『白鳥とコウモリ』松村北斗×今田美桜、東野圭吾さんの新たな傑作を完全映画化

SWALLOWTAIL PRODUCTION COMMITTEE

『スワロウテイル 4K リマスター』伝説的傑作を映画館で観る絶好のチャンス!

1996年に劇場公開され、今もなお強い支持を集める岩井俊二監督の伝説的傑作『スワロウテイル』。監督完全監修のもと、30年の時を経て『スワロウテイル 4K リマスター』としてスクリーンに登場しました。

「円」が世界で一番強かった頃。英語、中国語、日本語が飛び交う架空都市「円都(イェンタウン)」を舞台に、移民たちの夢と欲望が映し出されていく群像劇。

4Kリマスターで蘇った映像は鮮烈で、小林武史による音楽が観る者の感情を揺さぶる。その独創的な世界観は色褪せるどころか、さらに輝きを増していて、30年という時間が経過することで時代が映画に追いついたような感さえあります。

当時映画館で観た人も、映画館では観たことがない人も、初見の人も、大きなスクリーンで是非、堪能してみて。

『白鳥とコウモリ』松村北斗×今田美桜、東野圭吾さんの新たな傑作を完全映画化

(C)2026「白鳥とコウモリ」製作委員会

<作品情報>
白鳥とコウモリ
2026年9月4日(金)から全国ロードショー

出演:
松村北斗 今田美桜
柄本佑 / 前原滉  井之脇海 宇野祥平
松岡依都美 松尾諭 丸山智己 三浦誠己 斉藤陽一郎
原田琥之佑 のせりん 漆山拓実 五頭岳夫
中村芝翫(特別出演) 井川遥 吉田羊 風吹ジュン
三浦友和

原作:東野圭吾 『白鳥とコウモリ』(幻冬舎文庫)
監督:岸 善幸
脚本:向井康介
音楽:綱守将平
主題歌:大森元貴「灰色」(ユニバーサル ミュージック / EMI Records)
制作会社:テレビマンユニオン
配給:松竹
(C)2026「白鳥とコウモリ」製作委員会
公式サイト https://movies.shochiku.co.jp/eiga-hakuchotokomori/

『白鳥とコウモリ』松村北斗×今田美桜、東野圭吾さんの新たな傑作を完全映画化

SWALLOWTAIL PRODUCTION COMMITTEE

<作品情報>
スワロウテイル 4K リマスター
2026年9月4日(金)4K リマスター&Dolby AtomosでTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

出演:三上博史 Chara  伊藤 歩 江口洋介 アンディ・ホイ 渡部篤郎 山口智子 大塚寧々 桃井かおり

プロデュース:河井真也
脚本・監督:岩井俊二
音楽:小林武史
“Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜”YEN TOWN BAND(プロデュース:小林武史 ボーカル:Chara))
原作:『スワロウテイル』岩井俊二著(角川文庫/KADOKAWA 刊)
撮影:篠田 昇
美術:種田陽平
照明:中村裕樹
CG ディレクター:原田大三郎
製作委員会:株式会社 OORONG-SHA/株式会社ポニーキャニオン/株式会社フジテレビジョン/株式会社 KADOKAWA/アスミック・エース株式会社/メモリーテック株式会社
製作プロダクション:ロックウェルアイズ
配給:ポニーキャニオン
日本初公開日:1996 年9月14日
(C)SWALLOWTAIL PRODUCTION COMMITTEE
公式サイト https://swallowtail4k.jp/

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/

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