『5秒で完全犯罪を生成する方法』重岡大毅×原菜乃華、斬新な完全犯罪サスペンス

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Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね【第1330回】

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。

今回は、9月11日公開の『5秒で完全犯罪を生成する方法』 と実写映画『ルックバック』をご紹介します。

『5秒で完全犯罪を生成する方法』重岡大毅×原菜乃華、斬新な完全犯罪サスペンス

画像を見る(全10枚) (C)2026 Gaga Corporation/Storm Labels Inc./Studio i3

『5秒で完全犯罪を生成する方法』 生成AIに不可能はない!?

皆さんは生成AIを利用していますか? 従来の手作業に比べて作業効率がアップしたり、新しいアイデアを導入することができたりと、可能性の幅が広がる便利なツールですよね。

しかしその一方で、場合によっては様々なリスクが生じる可能性も。いまや生成AIとの向き合い方は、現代社会において重要なテーマのひとつとなっています。

映画『5秒で完全犯罪を生成する方法』 は、身近な存在となった生成AIを題材にしたサスペンスストーリー。完全犯罪を目論む兄妹の姿を描いた異色作です。

『5秒で完全犯罪を生成する方法』重岡大毅×原菜乃華、斬新な完全犯罪サスペンス

(C)2026 Gaga Corporation/Storm Labels Inc./Studio i3

『5秒で完全犯罪を生成する方法』 のあらすじ

ある日、フリーライターの初海航の携帯が鳴った。電話をしてきたのは、妹の幸来。彼女が通う高校の教師から暴力を振るわれそうになって、思わず殺してしまったというのだ。

殺人を犯してしまった妹を守るために、航は生成AIを駆使して事件を隠蔽しようと思いつく。AIの指示どおりにアリバイを工作し、警察の事情聴取もクリア。無事にやり過ごすことができたかのように思えた2人だったが、その手口が世の中を騒がせている連続殺人事件と同じだと警察から知らされて……。

『5秒で完全犯罪を生成する方法』重岡大毅×原菜乃華、斬新な完全犯罪サスペンス

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『5秒で完全犯罪を生成する方法』 のみどころ

主演を務めたのは、アイドルグループWEST.のメンバーで、俳優としても目覚ましい活躍をみせる重岡大毅。思わぬ窮地に立たされてしまう“妹思い”な兄・初海航をスリリングに演じました。

そして妹・初海幸来役は、いまもっとも注目を集める俳優のひとり、原菜乃華。重岡大毅とは初共演ながらも息の合った兄妹ぶりをみせています。

さらにミステリアスな魅力を放つ女優・七希役の田中みな実をはじめ、伊藤歩、黒田大輔、森岡龍、九十九黄助、石丸幹二といった個性的な面々が集結。

フィクションだと分かっていながらも、この映画を観て遠い未来の絵空事とは思えない!? まさに現代社会の縮図と言っても過言ではない“ifの物語”が誕生しました。

『5秒で完全犯罪を生成する方法』重岡大毅×原菜乃華、斬新な完全犯罪サスペンス

(C)2026 Gaga Corporation/Storm Labels Inc./Studio i3

プロンプトに「完全犯罪を成立させる方法を教えて」と書き込めば、瞬時に手順が提案される。「大変困難な状況に陥っていますね」と同情してくれたかと思えば、「次のような計画はいかがでしょうか」と、間髪入れずに別案を勧めてくる。その存在が、誰でも簡単にアクセスすることができる生成AIだということに、リアルと恐怖を覚えます。

そして、生成AIがあれば物事はなんでも解決できると言われている時代だからこそ、逆に人間の存在意義について考えてしまう人も多いのではないでしょうか。生成AIを描くことで“人間らしさ”が浮き彫りになっていく。不思議な味わいの一作です。

『5秒で完全犯罪を生成する方法』重岡大毅×原菜乃華、斬新な完全犯罪サスペンス

(C)藤本タツキ/集英社 (C)2026 K2 Pictures・集英社

実写映画『ルックバック』漫画にかける情熱、喪失、そして創作ということ。

2018年に『万引き家族』でカンヌ国際映画祭パルム・ドール(最高賞)を受賞。国内外で高い評価を受ける是枝裕和監督の最新作となるのが、藤本タツキの人気漫画を実写映画化した『ルックバック』。

漫画の腕に絶対的な自信を持つ藤野と、彼女に憧れながら圧倒的な画力を持つ京本。ふたりは漫画へのひたむきな情熱で結ばれ、一緒に漫画を描き始める。小学生時代から13年にわたって、彼女たちはかけがえのない時間を紡いでいく……。

物語の舞台となる秋田県にかほ市で1年にわたって撮影を敢行。美しい東北の四季とともに主人公たちの成長が鮮やかに映し出され、その卓越した映像センスは、さすが是枝監督といったところ。原作の世界観を根付かせながら、キャラクターの描写に厚みが増しているのも本作の特徴です。

「第83回ヴェネチア国際映画祭」コンペティション部門に正式出品。上映終了後には12分を超えるスタンディングオベーションに包まれた感動作を、いち早く映画館で体感してみて。

『5秒で完全犯罪を生成する方法』重岡大毅×原菜乃華、斬新な完全犯罪サスペンス

(C)2026 Gaga Corporation/Storm Labels Inc./Studio i3

<作品情報>
5秒で完全犯罪を生成する方法
2026年9月11日(金)から全国ロードショー

出演:
重岡大毅 原菜乃華
田中みな実
伊藤 歩 黒田大輔 森岡 龍 九十九黄助
石丸幹二

原案・脚本・プロデュース : 岡田道尚
監督 : 近藤亮太
音楽:Teje
配給 :ギャガ
(C)2026 Gaga Corporation/Storm Labels Inc./Studio i3

公式サイト https://gaga.ne.jp/5byodeseisei/

『5秒で完全犯罪を生成する方法』重岡大毅×原菜乃華、斬新な完全犯罪サスペンス

(C)藤本タツキ/集英社 (C)2026 K2 Pictures・集英社

<作品情報>
実写映画『ルックバック』
2026年9月11日(金)から全国ロードショー

出演:
出口夏希 蒔田彩珠
七瀬ふうり 岡田六花
野呂佳代 池田良 佐々木みゆ 山田真歩 宮藤官九郎 / 菅田将暉

原作:藤本タツキ「ルックバック」(集英社ジャンプコミックス刊)
監督・脚本・編集:是枝裕和
音楽:坂東祐大
製作:紀伊宗之
原作担当プロデューサー:林士平
配給:K2Pictures
後援:秋田県にかほ市
企画・プロデューサー:小出大樹
(C)藤本タツキ/集英社 (C)2026 K2 Pictures・集英社
公式サイト https://k2pic.com/film/lb/

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/

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