海底からわずか8.6メートル下で、東京の大動脈が走る!
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3月26日(土)に開通した国道357号線のお台場から大井町へつながる海底トンネル、その名も「国道357号東京港トンネル(西行き)」の開通を前に、3月19(土)~21日(月・祝)に、最初で最後の記念すべき「もぐり初め」スポーツイベント「東京臨海副都心スポーツフェスティバル」が行われました。
トンネルの中に入ってみると、外よりも気温が低く、地上にいる時の服装に、一枚羽織る物が必要でした。でも、冬は逆に温かいそうですよ。
トンネルの中では、壁面を使って、お台場の今昔の映像を流したり、ただ歩くだけでないイベントでした。
大井町側に出ると、太陽が・・
こんな工事の暗号も、車が通ってしまうと、見れません。
ちなみに、このトンネル。海底からは、7~8mの所に掘られています。ちなみに、海面から海底は、13m位なんです。ちょっと、そわそわします。(笑)
あと、このトンネルで、もし火災などが起こった場合何処に逃げるのか!
この道の下に、もう一つ人間が通れる通路があるんです。上の写真の右下見てください。車の下に四角い所ありますよね。これが、非常脱出通路なんです。
ここに入るには、非常口マークの所の扉を開けると、
こんな滑り台がありまして、
これを滑り降りると、通路に出るんです。煙に巻かれることなく、お台場か大井町側に脱出できます。
こんな所も、車が通る前じゃないと、じっくり見れませんからね。このイベントは当然終了してしまったわけですが、もう一回、チャンスがあります。それは、国道257号線 東京トンネルの大井町➡お台場(東行き)が2019年に開通予定。そうです、東京五輪前年です。
あと3年、楽しみにお待ちください。
(よこい)