きょうスポーツ界ナンバーワンの話題は、日本代表、長友の交際発覚でしょう。
奇しくも今夜は、愛知・豊田スタジアムでブルガリア戦を行う。
さぞかし、大騒動と思いましたが、堂々と交際宣言。
逃げも隠れもしない、男らしさをみせています。
練習が終了すると、本人が取材陣へ歩み寄ってきて、女優の平愛梨さんについて
「真剣にお付き合いしています。大切な人だし、アモーレです。イタリア語で、愛する人って意味。それから、金曜日さん(きょう発売のフライデー)に掲載された内容は事実と異なるところがたくさんある。ぼくの口から事実を伝えたい。妊娠はしていません。結婚したいです。」
と語った。
またまた長友の評判、男が上がったといえるでしょう。
振り返れば、日本代表デビューは2008年5月24日、今回と同じ豊田スタジアムでした。
相手はコートジボアールで、率いていたのは、なんとハリルホジッチ監督。
「失礼だけど、ぼくは覚えていない」と語っています。
今年1月、冬の移籍市場でイングランド、プレミアリーグの超名門、マンチェスターユナイテッドからオファーがありました。
長友の契約が今季で切れるからでしょう。サッカー選手なら、何とも魅力的な招待状と受け取るのが普通。
ただ長友は、所属するイタリアセリエAのインテルへ「どうしても残りたい」とラブコールを送り、マンUのオファーを断り、新たに3年契約を結んだ。
長友も29歳。この年齢で複数年契約は普通なら認められない。
いかに、チームから愛されているかがわかります。
「この先、3年で最大の目標は、欧州チャンピオンズリーグでの優勝。これしかない。」
と言っているそうです。
シーズンを終え、帰国すると、休む間もなく、5月21日には母校、明大サッカー部を電撃訪問し、激励して翌日は、欧州の各チームで活躍する日本人選手13人に声をかけて、熊本地震の被災地へ向かい、子どもたちとサッカーを楽しみました。
まさにつかの間のオフ。
1週前にはコンディションを調整するため、ハリルホジッチ監督がオフへ入った欧州組だけを集めて、千葉県内で合宿を行い、今大会に備えました。
そうはいっても、「地獄のような毎日。みんな、おびえていた。」と率直な感想。
連日、監督との個人面談があり、ダメ出しばかり。お説教が続きました。
ベテランといわれるような年齢になり、日本代表にも若い選手が急増中。
「代表だから当たり前かもしれないけど、みんな本当にうまい。何でかなぁ」
と苦笑しながら、自身を含めた北京五輪世代の本田、岡崎を例にあげ
「ぼくたちはずっと、ヘタクソといわれ続けてきた。自分でも能力があると思ったことはないです。唯一、胸を張れるのはやっぱりぶれないメンタル。それが一番でしょう」
そうったところも長友の人柄でしょうか。
(原文)青木政司
6月3日(金) 高嶋ひでたけのあさラジ!「スポーツ人間模様」