高校野球のシーズンがやってきます。
7月2日、今度の土曜日から西東京大会、そして3日日曜日から東東京大会の予選がスタート。
千葉、埼玉は7月9日。
神奈川は7月10日から。
去年は早稲田実業の1年生の清宮幸太郎、頑張りました!
あれから1年、ことし2年生になった清宮選手は高校通算50号のホームランを打つなど絶好調。
ただ、現在は「3番ファースト清宮」で出場している。
私は当然、清宮選手は「4番」だと思っていたんですが、なんと、いま早稲田実業の4番は1年生なんです。
しかも!調べていくと、各高校の野球部の1年生はスーパー、ミレニアム世代(2000年生まれの学年)と呼ばれ超高校級のスター選手が、揃っているそうなんです。
そこで、きょうのやじうま好奇心は、私のように、この時期だけ大騒ぎする、ニワカ高校野球ファンに贈る、注目のスーパー1年生、知ったかぶり講座。
まずは、その清宮選手に変わって、現在早実の4番を打っている1年生、野村大樹(のむらだいじゅ)選手。
右投げ右打ち。
身長172センチ、体重80キロ。昔ながらのキャッチャー体形。
本職はキャッチャーなんですが、現在はサードで出場中。
野球どころ兵庫県出身。中学は京都の同志社中学。
中学時代の打率は8割。ホームラン30本。
親御さんが教育熱心で中学時代「学業が疎かになるから、野球はやめろ」と言われ自宅のある宝塚から、京都までの電車の中でず~と勉強をしていたそうです。
高校進学にあたり、お父さんから「野球を続けたいのなら早慶に行け」と言われ早稲田実業に入学したそうです。
気の早いスポーツ記者は「3番清宮、4番野村のことをKNコンビ」と報じているそうです。
続いてご紹介するのが、大阪桐蔭のスーパー1年生根尾昴(あきら)投手。
今年、大阪桐蔭の野球部の新入部員は21人。
今年は史上最高の新入生たちとも、呼ばれているほどスゴイ。
なかでも「怪物」と呼ばれているのが、根尾昴(ねおあきら)投手。
岐阜県の飛騨高山出身。
身長177㎝、体重74キロ。右投げ左打ち。
中学生時代の最速146キロ。
小学生の時に記録したソフトボール投げ89メートルは、全国小学生記録。
※小学生の全国平均22m/田中将大が67m/ダルビッシュ有が74m
また中学ではスキー部に在籍し、去年の全国中学校スキー大会スラロームの部で優勝。
スキーをやっていたことで、筋肉が下半身についたそうなんです。
根尾選手の両親は医師で、飛騨高山でも雪の深い僻地診療所の勤務医。
中学時代の成績はオール5。
さらに生徒会長。
そして最後は大阪桐蔭と並んで、プロ野球選手を大勢輩出している横浜高校の、スーパー1年生、万波中正(まんなみ・ちゅうせい)選手。
お父さんはコンゴ共和国出身、お母さんは日本人。
中学卒業時の身長188㎝、体重90キロ。
足の大きさ30センチ。
現在はさらにデカくなって身長190㎝、92キロ。右投右打。
中学時代はピッチャーでしたが、横浜高校に入って、現在は外野手(ライト)を守っている。
中学時代は陸上部に所属して、1年の時に100メートル障害で東京都2位、2年生の時には、砲丸投げで東京都で優勝。
視察に訪れていた西武の球団本部長は「オコエより体が大きいし、すごい飛距離だ。足も速い。楽しみな選手が出てきた」と語っている。
きょう紹介した以外にも、2000年度生まれのミレニアム世代には、スーパー1年生が大勢います。
2006年、丁度彼らが幼稚園の時。
そうです甲子園で、あの斎藤佑樹と田中将大が投げ合った年。
それを見て「野球をやらせたい」と思った親御さんが多いとも言われています。
去年以上に、盛り上がると言われる夏の甲子園大会。
今年の夏は今からワクワクが止まりません!
6月27日(月) 高嶋ひでたけのあさラジ!「三菱電機プレゼンツ・ひでたけのやじうま好奇心」より