“タオルの生地”と聞きますと、『パイル』をイメージされる方、いらっしゃるかと思います。
『パイル』とは、タオルの表面の糸がループ状になっているものです。弾力性や吸収性に優れています。一般的なタオルの多くは、『パイル』が素材になっています。
この『パイル』の一部が伸びてしまったり、切れてギュッと生地が詰まってしまうことがありますよネ。そんな時は『パイル』が伸びてしまっている所を、根元から切ってしまうと良いそうです。そうすることで“ほつれ”がそれ以上進むことはないそうです。
そんな『パイル』の糸のループ部分を、均一にカットしたものが『シャーリング』です。毛先をカットしている分、多少、吸水性は劣りますが、サラサラで滑らかな肌触りが特徴です。毛先が引っ掛からないので、バスローブやホームウェアなどはこの『シャーリング』のモノがオススメだそうです。
その他、『ワッフル』という素材もあります。これはお菓子のワッフルに似た、デコボコした織り目が付いていて、独特の風合いです。肌触りがサラッとしていて、吸水性も良くて、乾きやすいです。他にも様々な素材があります。
タオルですが、新品のモノは必ず洗ってから使うと良いそうです。これは吸水性の問題よりも、タオルを製造する段階で生地にホコリが付いてしまうので、それを取り除くためだそうです。
タオルを頂いたけれど、今は使わないから・・と、そのままタンスなどにしまうことって、ありますよネ。そうすると、生地や色に影響が出ることがあるそうなのですぐに使わなくても一度洗ってから、しまうのが良いそうです。
(2016/11/8放送分より)
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