トランプ大統領支持率36%まで下がる!高嶋ひでたけのあさラジ!

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3/30(木)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!④

「オバマケア」見直し撤回が要因か?
7:10~やじうまニュースネットワーク:コメンテーター佐藤優(作家・元外務省主任分析官)


支持率が低くても政権が崩れることは無い?

アメリカのトランプ大統領の支持率が、就任後最も低い36%に落ち込んだとする最新の世論調査の結果が明らかになりました。オバマ前政権の医療保険制度改革、いわゆる「オバマケア」の見直しに向けた法案を撤回したことが響いた他、大統領の側近とロシアをめぐる疑惑の為、政権への不信感が高まっていることも要因と見られます。

高嶋)何か、目の敵のオバマさんの最低支持率も下回ってしまった。36%のトランプさん。これはかなりのダメージですか?

佐藤)しかし2年前のトランプさんの支持率がきっと1%くらいだったと思うのですよね。そうするとその30倍以上今ありますからね。だから原点がどこかということですよね。それからアメリカって仮に支持率が5%になっても、刑事事件でも起こしていない限り中々クビにできないですからね。


北朝鮮の動きで支持率が上がる可能性も?

佐藤)それからとても嫌な話。これはまだ誰にも言ってないのですけど、北朝鮮が在日米軍基地を攻撃するとか言っているでしょ。あれ日米安保5条の事態になって日本自体の安全保障の危機なのですけどね。いっそう変わっているのですけど。弾道ミサイルがアメリカに届きそうになるということだから「いっちょ北朝鮮をやっちまう」という形になるかもしれない。そういう風になったら支持率がぐっと上がって。

高嶋)昔のブッシュさんと同じだ。

佐藤)ぐっと跳ね上がると共に、軍産複合体に需要ができるでしょ。

高嶋)ええ、景気対策になる。

佐藤)そうすると、金正恩の動向が非常に重要だと思うのですよね。それで金正恩さん非常に私心配なのですよ。私も相当太っていますけど、私の4割くらいふくよかな感じでしょう。それで時々足を引いておられますよね。
山内昌之先生という歴史に詳しい東大の名誉教授がいるのですけど「佐藤さん、気を付けなければいけない病気がふたつある。ひとつは痛風」と。痛風の時にカーッとしてミサイルのボタンを押す可能性がある。

高嶋)当人が、指導者がね(笑)。

佐藤)それに誰も周りは文句を言えないでしょ。それと「もうひとつは痔瘻だ」と。私は痛風も痔瘻もやったことはないのですけども、両方ともすごい痛みで、特に痔瘻の場合は会議に長時間座れないと。その結果不完全な情報で判断する必要があると。
そういったカーッとした勢いで滅茶苦茶なことを言うと、そうしたらトランプが「やれー!」というような感じになる。金正恩が変なことをしたことによって、トランプが「これだよ、これで乗ってこい、いけー!」と、こういう風になって大変な巻き添えを食うというこんなニュースがあると思いますね。だから心配です、あの人何やるか分からないので。

高嶋)よくある、内政が駄目な時は外に目を向けろ、みたいな。

佐藤)その通りです、そこがあり得ます。

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