小池都知事「築地は守る、豊洲は活かす」の真意とは?若狭勝氏
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8/21(月)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!②
都民の疑問は解決されるのか
7:03~ひでたけのニュースガツンと言わせて!:若狭勝(日本ファーストの会代表・衆議院議員)
若狭議員から見た、都知事の「直観力、即断力」
築地市場問題について「築地は守る、豊洲は活かす」とのキャッチコピーで賛否両論の意見を受ける小池都知事。都民からすれば疑問が拭えないこの方針はどういう考えに基づいているのでしょうか。若狭議員に伺います。
高嶋)若狭さんは小池さんを都知事選挙のときに全面的に応援をされた。すごい度胸だなと思ったのですが、選挙区が確か隣同士ですよね?
若狭)同じです。小池さんが東京10区という選挙区で、そのあとを私が引き継いだ。
高嶋)小池さんとはどこに接点があったのですか?
若狭)4年前くらいに私が参議院の全国比例の選挙に出た際に、池袋で小池さんが私の応援演説をしてくれたのですが、それが最初の出会いでした。
高嶋)どこに惚れたのですか?
若狭)すごいなと思ったのは、小池知事が防衛大臣になった時に、いわゆる防衛省の天皇と言われていた事務次官を事実上すぐに更迭をしたのですよ。それは恐らく不正の臭いを小池知事が嗅ぎつけて。そして数か月後に実際にその事実上の更迭をした守屋事務次官が収賄罪で逮捕、有罪になりました。見極める、臭いを嗅ぎつける力と、即断できる。普通の男の防衛大臣だったら、恐らくあそこまではできないことをスパッとやったところがすごいですよね。
市場問題は豊島区役所の新庁舎と旧区役所後の再開発を参考にする高嶋)なるほどね。都知事になってからもターゲットをバーンと決めて、どこを攻め込んだら良いかという。そういう感の鋭さ。それがまた的を射ることができるというところですね。では小池百合子さんは情報公開が1丁目1番地だと言ってましたが、「築地は守る、豊洲は活かす」という。あれがどういう風にして決めたかというプロセスはまだ明かさないわけですよね。このことについて、本当のところはどこにあるのでしょうか?
若狭)都民の人が疑問に思うのは、豊洲にもお金を掛けてきていて、さらに今後また築地を再開発するというと、二重に都民の税金を多く使うのではないかという不安を抱かれるのだと思います。
実は小池知事も私も、選挙区は豊島区にあったわけですから、あるいはあるわけですから、豊島区役所が新しい新庁舎に移る際にもともとの旧庁さんのとこではそのまま売らずにそこを再開発しました。新庁舎に関しては新しく移りましたが、その際、豊島区役所は税金を一切払っていない。それどころか四十数億円逆にお金が入ってきています。要するにそういう民間の知恵と資金を活用して、もともとの地区はきちんと活かしながら、そして新しいところは税金を投入しないで新しく作る。それがたぶん、小池知事の頭の中にもあると思います。高嶋)なぜ言わない?
若狭)おそらく今詰めていくところなので、そこをドンと言ってしまうと、じゃあ金額はどうなのかということでどんどん一人歩きしてしまうので、その辺はじっくりと今後詰めていくんだろうと思います。
高嶋)そんな話いつ頃からしていたのですか?
若狭)私は少なくとも小池知事とは築地を守る、豊洲を活かすという話の中では、いろいろとしておりましたけど。
高嶋)ということは、まだその内容は言える段階ではなかったと。じゃあいつかスパッとこう出てくるということですね。
若狭)今後少なくともそういう話は出てくると思います。
高嶋ひでたけのあさラジ!
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