“片付けられない”の最大の原因である、“モノが捨てられない”ですが、そういう方の場合、捨ててイイのかどうかの判断が、瞬時につかないそうです。そのため判断を後回しにして、ひとまず取っておくため、結果的に片付かない状態になってしまうそうです。

このように、なかなか捨てることに決心がつかないモノの場合、“一時的に保管するための箱”に入れておくと良いそうです。そして箱には日付を書いておいて、例えば1年間、その箱を一度も開けなかった時は、今の自分には必要ないんだな・・と処分を検討すると良いそうです。

こうした“自分だけのルール”を決めるのも1つの手段で、例えばお洋服の場合、“何年間着なかったら捨てる”といったものです。

ご年配の方の場合、モノが増えていく傾向にあります。それに対して、片付けるための気力や体力はどんどん落ちていきます。そのため、お部屋の中がモノであふれてしまうことがあります。
そこでご家族の方が片付けようとしますが、ご年配の方の場合、モノに対して執着心が強い方が結構いらっしゃいます。

その場合、『捨てる』という言葉をなるべく使わないと良いそうです。つい“捨てなよ！”とか“捨てるからネ！”と言いがちですが、その代わりに“これは誰々にあげようか？”とか“私がもらってイイかな”と、提案の形で投げかけると良いそうです。

片付ける時も気持ちを落ち着かせて、親子で思い出を語り合ったり、ご両親の若い頃のお話を聞いたりしながら作業すると、“捨ててもイイかな・・”という気持ちになるそうです。

(2017/8/23放送分より)

スズキ・ハッピーモーニング　鈴木杏樹のいってらっしゃい

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