犬税、散歩しないと罰金? 多様な世界の犬事情
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犬の散歩をしないと罰金? 世界のさまざまな犬事情を紹介
世界にはどんな犬事情がある?
かつて教科書で習った「生類憐みの令」。
これは江戸時代、第5代将軍徳川綱吉が制定した生きものの殺生を禁じたお触れ。指定された生きものが犬や猫に限らず貝類や虫にまで及び、「天下の悪法」と呼ばれました。
虫までには及びませんが、現代でも犬をはじめとする動物に関するルールは存在し、国によってさまざまです。
そこで今回は戌年ということもあり、世界に目を向けて多彩な犬事情をお知らせします。
犬の散歩をしないと罰金が科される地域も! 世界の犬事情
犬と暮らしている人が世界一多い国は、チェコ共和国
まず、世界で一番犬と暮らしている国はどこでしょう?
ヒントはボヘミアガラスで有名な…そうです、ヨーロッパの真ん中にあるチェコ共和国。1,000人あたり299.6匹の割合で犬が人と暮らしています。
ドイツでは犬が留守番するときにもルールがある
そして、犬好きで有名な国はドイツ。
動物愛護の精神に満ちた条例によって、犬が犬として生きていくことを守られています。
例えば、ペットショップ店頭での生体販売は禁止。犬が暮らすスペースや環境にも細かい規定があり、なんと留守番についてもルールがあります。
犬と歩けるように街中が整備され、犬はすべての交通機関を利用することができます。
ドイツ、イタリア、スイス、オランダなどには犬税がある
またドイツをはじめ、イタリア、スイス、オランダなどには犬税があります。
日本も昭和50年代までは同じく犬税がありました。日本では廃止当時、年間1頭あたり300円、現在のドイツでは1頭あたり10,000円から20,000円だそうです。
イタリアのトリノでは、1日3回以上犬の散歩をしないと罰金
イタリアのトリノでは、犬の散歩を1日3回以上しないと罰金があります。
「散歩は徒歩で」など細かく条例で決められています。
また、ペットを捨てると、1年以下の懲役と高額の罰金が科されます。
こうした取り組みには、かつて相当な数の犬や猫が捨てられ社会問題になったという背景があります。
EU圏を出入りする際の、犬・猫・フェレットのマイクロチップは義務化されている
EU圏を出入りする際、かつてはペット用パスポートが必要でしたが、現在では犬・猫・フェレットはマイクロチップを義務化されています。
また、犬のマイクロチップ義務化はEU圏の移動のためだけでなく、ドイツやイギリスではすべての犬に行われています。日本でもマイクロチップは迷子犬の対策として少しずつ認知されています。
こうしてみると、ヨーロッパは権利や環境などへの意識が高く感じますね。
人間だけではなく、犬をはじめとする動物も幸せになれる社会がいつか来ることを願うばかりです。
成田ゆめ牧場の「ワンだふる月間」(2018年イベント終了)
今年は戌年! 今月の成田ゆめ牧場は「ワンだふる月間」なんです!
1月14日までは「牛柄犬週間」として、体の色が白・黒・もしくは白黒のワンちゃんは入場料無料となります。「101匹ワンちゃん」に登場するダルメシアンが101頭来ても全員無料ですね♪
この入場無料サービス「ワンだふる月間」は牛柄犬の他に、お洋服をまとった「おめかし犬」週間や柴犬や秋田犬などの日本犬週間などもありますので愛犬の特徴と該当する週にご来場くださいね。
また、1月21日(日)には30m短距離走「鉄わんダッシュ」も開催。俊足ワンちゃんも大募集中です!
そして、冬季夜間営業「光の体験牧場」は、いよいよこの三連休で終了! 冬の夜にだけ運行する「光のトロッコ列車」に、のんびり揺られる最後の機会、終電に間に合うようご乗車くださいね。まきば線ホームで待ってます!
詳しい情報は、成田ゆめ牧場ホームページをご覧ください。
成田ゆめ牧場
〒289-0111 千葉県成田市名木730
営業時間:9:00~17:00
※入場最終受付:16時
※GWや冬期(12月~2月)等、季節により変動がございます。年中無休・年末年始も休まず営業いたします。
http://www.yumebokujo.com/
【ハロー千葉】