関東甲信東北地方の太平洋側で雪の予報~ピークは帰宅時間
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1月22日(月)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ③
「歩きスマホ」と「車での外出」はひかえる
7:10~やじうまニュースネットワーク:コメンテーター須田慎一郎(ジャーナリスト)
南岸低気圧の影響で太平洋側の広い範囲で雪の見通し
いわゆる南岸低気圧の影響で太平洋側の広い範囲で雪になる見通しです。首都圏でも雪が積もる可能性があり、気象庁は交通への影響を厳重に警戒し、余裕を持って、安全な行動を取るように呼びかけています。
畑中デスク)気象庁によりますと、関東甲信東北地方の太平洋側では昼頃から雪が降り始めまして、関東地方では低気圧が最も接近する夕方から夜、つまり帰宅時間、この時間が雪のピークになりそうです。明日朝6時までの雪の降る量ですけれども、いずれも多いところで東北の太平洋側が30cmから50cm、関東北部の山沿い、箱根ですとか多摩とか秩父といったところでは30cm、首都圏を含む関東の平野部、こちら20cm、特に東京23区では5cmと雪の降る量が予想されております。首都圏、東京23区や横浜では数cm程度、積もる可能性があるということです。問題はこの積もった雪ですが、明日の東京の予想最低気温が-1℃、氷点下ですから、積もった雪が凍って、場合によっては道路がアイスバーンになってしまうことも十分にあり得ます。当然、交通機関への影響も考えられますし、とりわけ今日は気象庁では不要不急の外出は控えること、車はなるべく使わない方がいいです。やむを得ずの場合ではスタッドレスタイヤですとか、或いはチェーンの準備が必要ということになります。特にやってはいけないのは路上での歩きスマホです。今週いっぱいなんですけれども、特に東京では0℃以下という最低気温の予想が続きますので、日陰などで降った雪がなかなか融けないというような事態も考えられます。
場合によっては積もる量に変化があるので甘く見てはいけない
畑中)2014年の2月にやはり東京では27cmの積雪というのがありまして、東急東横線の元住吉駅では列車が衝突する事故なんかもあったわけですが、今回はその4年前のような大雪にはならないだろうという風に気象庁は見ています。ただ、この雪の予想というのは本当に難しくて、たとえば低気圧のコースがちょっとズレたり、或いは北から冷たい風がちょっと入ってくるだけでもこの大雪の量、積もる量というのは大きく変わってきますので、最新の情報に注意していただきたいと思います。
高嶋)いくら口酸っぱく言っても、甘く見る人がいるんですよ。で。ノーマルタイヤで出てって、帰り本当にツルツルしちゃって、乗り捨てちゃったりとか、それでまた雪が融けてからの渋滞に繋がったりとか、非常に危険なことになるんですよね。
畑中)特に橋は気温が低いですから、より凍りやすいというところがありますから、そういったところも注意が必要ということになります。
高嶋ひでたけのあさラジ!
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 6:00~8:00