大槻ケンヂが絶賛?“変すぎて逆にすごい映画”がついに公開!

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2月16日(金)夜放送の『大槻ケンヂのオールナイトニッポンPremium』に、俳優の三浦涼介がゲストで登場し、2月17日(土)から公開となった三浦の主演映画『星くず兄弟の新たな伝説』の魅力を語った。

大槻ケンヂが絶賛?“変すぎて逆にすごい映画”がついに公開!

この映画は、1985年に公開された原案・近田春夫、監督・手塚眞による映画『星くず兄弟の伝説』をもとに作られた新作。リメイクでも続編でもない、全く新しいコンセプトによるニューカルトムービーとして、公開前から注目を集めていた。かつて大槻は、このもとの映画『星くず兄弟の伝説』を観たことがあるそう。しかし、その内容は実に摩訶不思議なものだったと、大槻は語った。

大槻:『星くず兄弟の伝説』は、今で言うサブカルにアンテナがビシバシ飛んでる連中を、久保田しんごさんや高木一裕さんをはじめ興味のある人たちが一堂に会して演じる映画で、手塚眞監督がブライアン・デ・パルマの『ファントム・オブ・パラダイス』のような映画を作るってことで。もうみんな、物凄い期待して観に行ったら、想像と違ったんですよ。

三浦:はい。

大槻:言うと・・・チープで、意味が分かんなくて、ギャグがみんなスベってるっていう、すごい映画だったんだよ。

三浦:あはは(笑)

大槻:それでトラウマになってる人が多いんですよ。でもそれが、まさかの、何十年ぶりかの新作!?

三浦:すごいですね~。

大槻:これ、昔のは観てないの?

三浦:僕、出演するにあたって、ちゃんと観ておこうと思って、観たんですね、いただいたDVDを。だけどね、全く意味が分からなかった・・・

大槻:正解!それ正解!(笑)

三浦:あはは(笑)なので何にも残ってないんですよね。役作りにあたって、過去にあるものは観ておきたいじゃないですか。だけどどうしたって、何の意味もなかったんですよね。ただ、豪華だなと思いました。

大槻:すごい方々がたくさん出ていて、意味の分からないことをずっとしてるっていうすごい映画でしたね。手塚眞監督は、お会いしてみてどうでした?

三浦:すごくチャーミングな人というか、オシャレでとても役者のことを考えてくださる監督だなと思いましたね。

大槻:俺さ、『星くず兄弟の伝説』の前作を、“生涯のワーストワン”って言ってんの(笑)

三浦:あはは(笑)

大槻:でもその後に『星くず兄弟の伝説』がDVD化されたときに見直したら、これはただの変な映画じゃなくて、変過ぎて逆にすごいっていう評価を新たにしたんだけど、手塚監督がその話聴いてたらやだなぁと思って。

三浦:なんでですか(笑)

大槻:今回の『星くず兄弟の新たな伝説』もすごかったですよ。人によっては“生涯のワーストワン”になるかもしれないけど、それは名誉なこと。逆に、人によってはベストになると思う。

三浦:そうですね。まぁ「もうこういうふざけた映画はやるな」とは言われました。

大槻:あはは(笑)ちょっと待って、それは誰に言われたの?

三浦:監督自身が(笑)

大槻:手塚監督に言われたの?自分で撮っておいて?(笑)

三浦:そう、言われたんですけど、「いや、これを機にどんどん出ていきます」と伝えました。

監督自身もふざけた映画と称するほど、奇をてらったこの作品。大槻も絶賛(?)した『星くず兄弟の新たな伝説』は、現在全国の映画館にて公開中だ。

ほかにも番組では、オープニングで加湿器の「ピーピー」という音が2週連続で鳴り響くというハプニングがあったことを受け、生放送中に加湿器が鳴った場合、誰だったら怒るか?」という話題でトークしたり、もしもアイドルをプロデュースするとしたら?という発想のもと、プロデュースしたい妄想のアイドルグループを送ってもらう『君の考えたアイドルグループ』のコーナーを展開したりと、大槻らしい内容で盛り上がった。

 

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