メダルなしに終わった葛西「4年後の北京五輪で絶対メダルを獲る!」

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2/20(火)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!③

スケートの加藤も「まだ上に行く力は十分ある」
7:10~やじうまニュースネットワーク

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【平昌五輪2018ノルディックスキー・ジャンプ男子ラージヒル団体】競技を終え、手をふりながら引きあげる葛西紀明=2018年2月19日アルペンシア・ジャンプセンター 写真提供:産経新聞社

メダルを逃したベテラン葛西紀明選手、加藤条治選手共に現役続行に意欲

平昌オリンピックのスキージャンプ男子団体で、葛西紀明選手ら4人で臨んだ日本は6位に終わった。45歳の葛西選手は競技後、4年後の冬の北京オリンピック挑戦を明言した。一方、スピードスケート男子500mで6位に入った33歳の加藤条治選手も現役続行に意欲を示した。

平昌オリンピック11日目の昨日、ジャンプ男子団体で前回ソチオリンピック銅メダルの日本は、1回目に1番手の竹内拓選手が6位でスタートして以降、1度も順位を上げられず6位で終わりました。金メダルはノルウェーでした。今回オリンピック8回目、冬のオリンピック最多出場記録を塗り替えた葛西紀明選手は124mと125mを飛びまして、試合後次のように述べました。

葛西紀明選手)もっともっと進化して練習して、4年後の北京オリンピックで絶対メダル獲りたいという気持ちになりました。

森田)葛西選手ノーマルヒルは21位、ラージヒルは33位と悔しい結果ではあったのですが、今回平昌オリンピックでは初めて家族を会場に招きまして、メダルを見せられなかったということでまた新たな目標もできたようです。一方、スピードスケート男子500mでは山中大地選手が34秒78で5位に入り、バンクーバーオリンピック銅メダリストの加藤条治選手は6位、長谷川翼選手は14位でした。この種目の日本記録保持者33歳の加藤選手は4回目の出場となった今回のオリンピックのレースを経て次のように述べています。

加藤条治選手)なんか今回は自分の力の割合が、サポートと比べて低かったかなっていう風に思います。

加藤条治 スピードスケート 男子 500m

男子500m 滑走を終え、電光掲示板に目をやる加藤条治=2018年2月19日江陵(共同) 写真提供:共同通信社

女子チームパシュート、準決勝に向けて課題

森田)加藤選手はその上で「まだ上に行く力は十分ある、チャンスがあれば続けたい」と述べて、加藤選手も現役続行に意欲を示しております。一方女子団体追い抜き1回戦では世界記録を持つ高木美帆選手、高木菜那選手、佐藤綾乃選手の日本チームは、2分56秒09の2位で勝ち上がりまして、明日の準決勝で3位のカナダと対戦することが決まっています。ではこのスピードスケートを昨日取材しましたニッポン放送平昌オリンピックレポータ―、林佑介ディレクターに伝えてもらいます。まず男子の500mですけが山中選手が好記録でしたね。

林佑介ディレクター)そうですね、山中選手は非常にスタートのところで良いスタートを切りまして、かなりこちらもこれはメダルの期待がというところがあったのですが、本人曰く「100mの入りは良かったけれどもそこからの1周が遅かった」ということでちょっと伸びきれなかったというところで本人の中ではあるようです。

森田)そしてベテランの加藤条治選手。今回4回目のオリンピック6位という記録、本人まあまあ感触を得たという感じなのでしょうかね。

林)そうですね。ただ最初のカーブでちょっとミスがあったということで、手をつく場面もありましたが「悔しい思いはかなり強いけれども、これまでの中で完成度の高いものだったので清々しい気持ちがあります」という話をしております。

森田)男子の方は昨日はメダル無かったのですが、女子の団体の追い抜きパシュートですね、高木美帆選手が序盤なんか足が止まるようなミスがありましたけどもね。

林)佐藤選手がスタートでタイミングが合わなかったということで、それに合わせて高木選手が後ろを振り返ってスタートをちょっとミスが出るというところがありまして。中国に最初リードを許してしまうという場面がありましたので、チームとしてもここが課題じゃないかと競技終了後に語っています。

森田)ワールドカップでずっと世界新記録をマークしてますものね。

林)今回も最後の方追い上げまして、勝ったオランダがオリンピックレコードの記録でしたんで追いつけませんでしたけれども、3大会連続ワールドカップでは世界記録を出してるということで、本番に向けてはミスも出ましたけれども良い課題ができたんじゃないかなという風に思います。

渡部暁斗 個人 ラージヒル 公式練習 平昌 五輪 オリンピック

個人ラージヒルの公式練習で飛躍する渡部暁斗=2018年2月19日平昌(共同) 写真提供:共同通信社

気候、選手のコンディションも好調

高嶋)ジャンプ、最初の頃すごく気候が悪くて非常に寒々しい中でやらざるを得ないようなことになってましたけど、ここ数日は天気も良いようですね。

林)そうですね、平昌のほう寒さも大分和らいできた部分もありまして風も大分安定してる日が多いですね。

高嶋)今頃やってほしかったよね、ノーマルヒルも(笑)。

林)2月の上旬は本当に風が強く寒い日が続きましたんで。

高嶋)だから葛西選手が腹の中で思った、これは中止でしょっていうの中止にしときゃね。本当良い天気になってから好記録が出たかもしれない。その他何か現地で一番感じることはどんなことですか?

林)各選手の皆さんコンディション非常に上げてきてまして、今日もノルディック複合ありますけれども、渡部暁斗選手なんかは昨日の公式練習でもジャンプ高く飛んでますんで。調子どんどん上がってきてる選手が多いという印象ですね。

高嶋)各会場やっぱり盛り上がってます?

林)やっぱり韓国の選手が活躍する競技は特に盛り上がりますんで。逆に韓国が出てないときだと閑散としてる部分も一部ありますけれども。

高嶋)閉会式の日に北の応援団がまた来るような話がニュースとして伝わってますけど、そちらではどうですか?

林)北朝鮮の話題は非常にスポーツニュースでも取り上げるニュースが多くてですね、やっぱり韓国の方々もその辺の動向は気になってるというのは伝わってきますね。

高嶋ひでたけのあさラジ!
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 6:00~8:00

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