2月16日（金）のニッポン放送の番組『垣花正 あなたとハッピー！』で、トレンドウォッチャーのくどうみやこが、子どもがいない女性のさまざまな心痛について語った。

昨年、主婦の友社からくどうが出版した「誰も教えてくれなかった　子どものいない人生の歩き方」。ネットニュースなどでも反響を呼んだ、この本を執筆するにあたった経緯とは？

20代、30代は仕事に夢中で、「子どもはその気になればいつでも授かるだろう」と思っていたくどう。しかし、40代になった時に「これはもう私は子どものいない人生だろうな」と思い始め、間もなくがんが発覚して子宮を摘出し、子どものいない人生が確定した。その時、子どもを「産まない」ことと子どもを「産めない」ことにはかなり気持ちに落差があったそうだ。

そこで、他の人にも話を聞きたいと思ったくどうは、子どもがいない女性を応援する「マダネ　プロジェクト」を立ち上げ、子どもができない方の本音を言える会を主催したところ「子供を連れているママさんが目に入ると耐えられないから昼間は外に出られない」などの声を聞き、しかも、その辛い状況を誰にも相談できないという話を聞き、衝撃を受けたという。

一方で、そんなに子どもが欲しいと思わなかったので特に辛いと思わないという方は、「子どもができなくて大変ね」と同情されることで逆に傷ついてしまう。そんな振り幅の大きさに困惑したそうだ。

そこで、「同じ人生だから前向きに楽しく過ごした方がいいんじゃない？」ということで、今回の本「誰も教えてくれなかった　子どものいない人生の歩き方」を出版したそうだ。最後にくどうは「違った立場の意見を聞くとハッとすることがあるので、他の人の価値観を認めてあげるというのが大事ですね」と訴えた。

昨年、主婦の友社から出版された「誰も教えてくれなかった　子どものいない人生の歩き方」ぜひ、ご一読ください！

垣花正 あなたとハッピー！
FM93AM1242 ニッポン放送 月～金 8:00～11:30