奈良時代にお花見といえば桜ではなく別の花だった!

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奈良時代にお花見といえば桜ではなく別の花だった!

私たち日本人の心に咲く桜の花。英語ではCherry blossomと呼びますが、最近では日本文化の影響によりsakuraと呼ばれることも増えてきました。桜は日本全国で咲き誇り、現在では北半球の温帯に広範囲に分布しています。

桜の花言葉は「精神の美」「優美な女性」。江戸時代末期から普及し現代では代表的な存在になったソメイヨシノは「純潔」、枝垂れ桜は「優美」、八重桜は「豊かな教養」、山桜は「あなたに微笑む」など、どれも美しい言葉ばかり。昔から日本人に親しまれていた桜、江戸時代の国学者・本居宣長は「敷島の大和心を人問はば朝日に匂ふ山桜花」と詠み、桜が日本人の「もののあはれ」の精神を表すとしました。確かに、お花見で花より団子と愉しみながらも、桜の花びらの散る様子は心に迫るものがありますよね。

けれど、奈良時代にはそうではありませんでした。なんと昔の日本人は桜ではない花でお花見をしていたのです。


奈良時代にお花見といえば桜ではなく別の花だった!

何の花だと思いますか? 実は桜よりも少し早めに咲く、梅の花でした。梅は中国伝来の花で桜よりも香り高い。ということで万葉集では花といえば梅というように、桜の倍以上の歌を詠まれています。

けれど遣唐使の廃止に伴い、中国の影響よりも日本独自の文化が花開くと桜が人気になっていきます。古今和歌集では桜が70首、梅が18首と圧倒的な差になりました。

そもそも桜は日本人にとって古来よりとても大切な存在。桜の「サ」は田の神様、「クラ」は神様の座る場所の意味。つまり日本の神様が山から下りてきた時に座る依代(神霊が寄りつくもの)だったのです。桜の花が咲くのは神様が下りてきた証、だからみんなで集まりお酒と食べ物をお供えした。まるでお花見のようですね。どうして田の神様かといいますと、昔は桜の開花時期は田植えの時期とされていたから。

といっても梅干しも大好きな日本人。梅干しのおにぎりを食べながら桜の木の下でお花見するのが最高に日本人らしくて素敵だと思いませんか?

 

夜桜 イベント 成田 ゆめ牧場

夜桜限定イベント(成田ゆめ牧場HPより)

今年の桜は鑑賞じゃなくて「体験」しよう!

成田ゆめ牧場の400本以上の桜たち、今年はとっても気が早そう! 恒例の「夜桜ライトアップ」は、31日(土)4月1日(日)と、来週の土日に開催予定ですが、HPやお電話で開花状況を確認してベストタイミングを見計らってご来場くださいね。

今年は「ヤギ+夜桜と一緒に記念撮影」ができる「光るヤギ橋」が初登場! 夜桜ライトアップは都心でも珍しくないですが、ヤギと夜桜の組み合わせは余りないですよね! ポイントはお客様も一緒にフレームに収まる見晴台があること! ヤギ+夜桜+自分たち=インスタ映え間違いなし!

さらに「光るトロッコで宝探し」も初開催。去年はイルミネーション列車でしたが、今年は周遊中にブラックライトで宝を探す体験をプラスオン♪さらに「ハリネズミのふれあい」を夜間初開催! 実は夜行性のハリネズミ、昼とは違う表情を見せてくれるかも?

今年の花見、いえ「花見体験」は成田ゆめ牧場で!

夜桜限定イベント
期間:3月31日(土)・4月1日(日)、4月7日(土)・8日(日)
時間:閉園20:30(最終入場20:00)
夜間料金:大人(中学生以上):600円 小人(3才~小学生):300円
ワンちゃん:無料
駐車料金:無料
(全て夜桜ライトアップ日の16時から適用)
注意事項:
●桜の開花状況により、日程を変更する場合がございます。
●荒天中止
●暗くなり次第、安全面の為封鎖する箇所があります。
●夜桜鑑賞の為のお子様(~中学生)のみの入場はご遠慮ください。
●滑河駅より夜間臨時送迎バスを運行致します。運行時間は3月下旬頃。
詳しくはこちら

【ハロー千葉】

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