三味線と三線と「しゃみせん」と「じゃみせん」って何が違うの?

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三線と三味線の違いとは? 「じゃみせん」って何?

三味線と三線と「しゃみせん」と「じゃみせん」って何が違うの?

ニッポン放送「ハロー千葉」

三味線とは「猫や犬の皮が使われた日本の伝統的な弦楽器」で、琉球から伝わった

ベベンッと威勢良く味わい深い三味線(しゃみせん)の音。三味線は日本の伝統的な弦楽器です。

同じく三本の弦を持つ楽器で三線(さんしん)があります。かの有名なTHE BOOMの『島唄』で雄大な音を響かせていたあれです。

ところでこんな質問が……「シャミセンとジャミセンって何が違うの?」ジャミセンとはいったい?

三線とは「蛇の皮を張った弦楽器」。「じゃみせん」とも呼ばれる

そもそもジャミセンとは何なのか。沖縄以外での呼称で漢字にすると「蛇味線」。蛇の皮を張った三線の別名です。

猫や犬の皮を張った三味線と区別するためにそう呼ばれることも多いのだとか。

三味線は安土桃山時代末期に琉球から伝来し誕生した和楽器です。

三線は中国に由来し、琉球王国で独自に発展した。つまり「三味線」の原型

一方、三線は中国福建省で生まれた「三弦」を原型とし、15世紀以降に琉球王国で独自に発展しました。つまり、中国の三弦が琉球で三線になり、日本で三味線になっていったのですね。

文化は国境を超えて伝わり、そこに住む人々に愛されそれぞれに形を変えて、花を咲かせるのですね。

津軽三味線の演奏も! 「第7回 ちば伝統文化の森まつり」(2018年イベント終了)

青葉の森公園芸術文化ホール

第7回 ちば伝統文化の森まつり | 青葉の森公園芸術文化ホールHPより

さて今日は「第7回 ちば伝統文化の森まつり」をご紹介します。今月21日(水・春分の日)千葉市中央区にある青葉の森公園芸術文化ホールで開催されます。これは郷土芸能を保存・継承し「ちば文化」を発信するイベントで、ホールでは、伝統芸能3団体と津軽三味線演奏のステージを鑑賞できます。13:30開演です。

1階ロビーでは、古代衣装体験など、無料で楽しめる体験ワークショップが12:30~行われます。また、ホール正面玄関では、「ちば美味いものまつり 千産千消 新鮮市場」も開催! 千葉県産の野菜や、加工品・名産品の数々が販売されます。

あらゆる世代の方にお楽しみ頂けるイベント、ぜひご家族皆さんで足を運んでみてはいかがでしょうか。詳しくは、青葉の森公園芸術文化ホール・電話 043-266-3511へお問い合わせください。

開館25周年記念 第7回ちば伝統文化の森まつり
日時:2018年3月21日(水)13:30開演(13:00開場)
会場:ホール
問い合わせ:青葉の森公園芸術文化ホール
043-266-3511(9時~17時/月曜休館)
出演・講師:浦安お洒落保存会(浦安市)/永田獅子旭連保存会(大網白里市)/具志川倶楽部(松戸市・沖縄 エイサー)/ゲスト:土生みさお(津軽三味線)
料金:全席自由・入場無料
http://www.aobageibun.com/event/index.html

【ハロー千葉】

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