森友問題”発端の地”へ行って感じた“奇妙な符号”
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4月18日 FM93AM1242ニッポン放送 『飯田浩司のOK! Cozy up!』
空港会社と森友問題の関連性
6:19~モーニング ライフ UP! 飯田浩司
現在もなお長引く森友学園問題。今回の現場はその森友学園の小学校建設予定地(の跡地)。大阪府豊中市にあるこの場所では、上空を飛行機が通過している。飯田浩司が実際に現場を取材して感じた“奇妙な符号”とは?
大阪府豊中市にある森友問題発端の土地にやってきた
飯田)森友学園の小学校建設予定地に行って参りました。上空を飛行機が通過して、大きな音がしました。ゴミがそのまま積んであったりして、「ああ、本当にそのまま残ってるんだな」という感じがあります。
大阪には空路を利用したのですが、大阪(伊丹)空港に到着したら、そこが大規模工事していて、けっこうキレイになっていました。それをやっているのが、いまは運営会社が「関西エアポート」になっています。週刊新潮「財務次官のセクハラ音源」では森友問題にも言及していた
森友学園の小学校建設予定地で感じることは、「この土地でどうして値引きが行われたのだろう?」ということです。週刊新潮が先週、「財務次官のセクハラ音源」という記事を出しましたが、セクハラの部分だけでなく、そこに女性記者と福田次官のやり取りが書かれていて、森友学園の土地値引きについても言及しています。
記者の「トラック何千台も使ってゴミ撤去したのではないのですか?」という質問に対し、福田次官は「そうだな、しかしその程度はたいしたことじゃない。何で、そんなことしちゃったかなぁ。それが問題なわけだよ。そもそも、何で8億円値引きしたかってことだよ。籠池がしつこかったってことだろうけど……」というやり取りがあったわけです。空港の運営会社と森友の土地問題には、時系列的に奇妙な符合が見られる
何故、私が空港の運営会社の話をしたかというと、「空港の運営会社がどう決まっていくか。運営権がどう移っていくか?」の時系列の年表を左手に持ち、右手で「森友学園の、豊中市の土地がどうやって移り変わって交渉していったか」の経緯を見ると、あるところで奇妙な符合を見せるのです。それが2016年3月半ば頃。10日過ぎくらいです。
それまでは定期借地権契約をしていた森友学園と財務省側の交渉が売却の話になっていくのですが、突然「地中からゴミが見つかった」という話を3月にする。これを受け、慌てて、売却契約を3月末にしているのです。それで、4月頭から、空港運営が関西エアポートに移っています。
関西エアポートは日本の会社だけでなく、フランスの「ヴァンシ・エアポート」というところも入っているのです。すると、「このややこしい土地を、2016年4月以降の新会社に任せるわけにはいかない」というような話だったのかな……この辺はただ符合しているだけかもしれませんが、現場に行くとまったく違う2つがピタッとくっつくところがあるのだな、と感じました。
飯田浩司のOK! Cozy up!
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