新潮社出版部部長の中瀬ゆかりが、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー」（4月26日放送）に出演し、週刊現代の「超富裕層だけが知っている！特別扱いのサービス」という記事について語った。

記事の中で定義されている超富裕層の条件は、「金融資産10億円を超える人達」とされ、超富裕層は、庶民が知らないある特別なサービスを受けているという。

例えば、百貨店には、大金持ちしか入れない“VIPサロン”があり、福岡にある博多大丸には「エクセレントルーム」という部屋があるとのこと。その部屋でブランド名さえ伝えれば、サイズに合う服を全部持ってきてくれるという。また、専門のコンシェルジュがいて、理想のスタイリングを提案してくれるそうだ。

この百貨店の「VIPルーム」に入るには、1000万円以上の購入額が必要で、さらに、２年間で2000万円以上、購入した顧客は「VIP」の上をゆく「ブラック」と位置付けられるとのこと。「ブラック」顧客になると、来店した際、外商や百貨店の部長クラスが出迎えにくるという。要望があれば、ハイヤーで自宅まで送迎することも可能であるとのことだ。

また、クレジットカードで最もグレードが高いのがアメリカンエキスプレス社が発行する「センチュリオンカード」で、年会費だけで37.8万円、入会金は54万円かかるという。一般的な所得では難しいが、このカードの会員は、国内で7500人ほどいるとのこと。このカードの売りは、「コンシェルジュ」によるサービスの手厚さで、「センチュリオンカード」専属のコンシェルジュ部隊がいるという。たとえば、旅行先だけ伝えれば、飛行機からホテルまで、最高のものが手配され、ホテルが満室でも特別に入れたり、飛行機が満席でも別ルートで席を確保できるとのこと。

一般的な暮らしをしている中では縁のない、“超富裕層”の知られざる世界が垣間見える内容であった。

垣花正 あなたとハッピー！
FM93AM1242 ニッポン放送 月～金 8:00～11:30