吉田鋼太郎主演の舞台『シラノ・ド・ベルジュラック』の魅力

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5月11日放送 ゲスト:俳優 吉田鋼太郎 第5回

剣豪にして詩人、権力に背を向ける熱血漢! けれど、自分の醜さを恥じ、愛を語れないシラノ。麗しく、才女。けれど、愛の詩に酔いしれ、盲目的な愛に突き進むロクサーヌ。その姿はさわやかで美しい、けれど、溢れる愛を言葉にできないクリスチャン。
愛とは何か、正義とは何か——。吉田綱太郎と黒木瞳が共演する舞台『シラノ・ド・ベルジュラック』が5月15日から上演される。


舞台と並行してドラマにも出演

黒木)毎日、さまざまなジャンルのプロフェッショナルにお話を伺っていくあさナビ、今週のゲストは俳優で演出家の吉田鋼太郎さんです。
鋼太郎さんはなんと舞台稽古をしながら、テレビ朝日土曜ナイトドラマ毎週土曜日夜11時15分からの『おっさんずラブ』にもご出演していて、稽古前後に撮影に行ってらっしゃいますが、このドラマはピュアすぎる乙女心を隠し持つ上司の役だとか。

吉田)そうです。ちょっと珍しい役。ボーイズラブの話です。男が男を好きになってしまう純愛ドラマです。

黒木)感情移入は大丈夫ですか?

吉田)意外と大丈夫です。

『シノラ・ド・ベルジュラック』への意気込み

黒木)今回は『シラノ・ド・ベルジュラック』の話をさせていただきます。

吉田)いろいろなことが起こるよね。やっていて僕らも退屈しないよね。

黒木)お客さん、ちゃんと笑ってくれるかな?

吉田)間違いないでしょう。六角精児が出ていますが、出て来るだけで「出オチ」みたいになる(笑)。いま眼鏡をかけて稽古していますけど、あれ本番でもかければいいのにね。

黒木)意気込みを聞いていいですか?

吉田)僕自身も、たくさんに出て、喋る。シェイクスピアはやってきたけど、もしかしたらシェイクスピア以上かもしれない。ザッツ・エンターテインメントに仕上がっているので、チャンバラあり、恋あり、男気ありと盛りだくさんなので、身体にだけは気を付けてやり抜きたいと思っています。

黒木)心から応援しています。


若手イケメンのダブルキャストにも注目!

黒木)ダブルキャストの大野拓朗さんと白州迅さんはいかがですか?

吉田)頑張ってるよね。とにかく、稽古で鍛えられていますよね。

黒木)イケメンですよね。

吉田)だよね。どうしたらあんなきれいな顔に生まれるのだろうね?

黒木)衣装を着たら王子様みたい。

吉田)本当に、絵に描いたような王子様だよね。若い女性の人たちの目がハートになると思います。

黒木)それも見どころの1つですね。

音楽は清塚信也による驚きの生演奏!

黒木)あと、今回はみなさん、ものすごい運動量じゃないですか。スゴい頑張り屋さんばかりの集まりですよね。

吉田)頭が下がりますよね。誰も「疲れた」と言わないもの。だから俺も言えない。ましてや主役だからね。

黒木)気持ちがいいですよね、カンパニーの一人一人が。

吉田)あと、清塚さんですね。ほとんど毎日稽古場にいてくれて。

黒木)その場で音楽をね。

吉田)あんな贅沢なことはないよね。

黒木)私も初めての経験です。それで、演出の裕美さんが「この音楽じゃない!」と仰ると、違う曲を即興で奏でる。天才ですよね。この音楽も見ものです。舞台上で、生演奏の音楽が流れてくる。オケで芝居するのとちょっと違いますよね。

吉田)全然違う。一緒にやっている感じですね。

黒木)この『シラノ・ド・ベルジュラック』は日生劇場で5月15日~30日、そして6月には兵庫県西宮でも公演するので、6月中旬まで鋼太郎さんと、こんなに長くご一緒させていただいて嬉しいです。『シラノ・ド・ベルジュラック』のシラノのロクサーヌへの切ない、かなわぬ恋をお見逃し無く。

吉田)一言いいですか。黒木さん、最高です。きれいだし芝居が面白い。笑わせてくれるしきれいだし、これは是非、必見でございます。

吉田綱太郎/俳優
1959年1月14日生まれ。東京都出身。B型。58歳。
高校生の時にシェイクスピア喜劇『十二夜』を観て役者を志す。
上智大学文学部ドイツ文学科在学中にシェイクスピア研究会公演『十二夜』で初舞台。
大学中退後、劇団四季などを経て1997年、演出家・栗田芳宏氏と劇団AUNを旗揚げ。
シェイクスピアやギリシャ悲劇などに要求される高い演技力と作品理解力で貴重な俳優として数々の舞台に出演。蜷川幸雄作品の常連として知られ、若い役者との親交も深い。また数多くの舞台演出も手掛けている。
近年はドラマや映画でも活躍。人気作品に数多く出演し、2013年には初主演作品『東京センチメンタル』が大きな話題となった。
2016年1月1日、一般女性と結婚(4回目のご結婚)2016年10月には、亡くなった蜷川幸雄さんの後を引き継ぎ、彩の国さいたま芸術劇場が主催する「彩の国シェイクスピア・シリーズ」の2代目芸術監督に就任。
2018年5月、東京・日生劇場にて上演される舞台『シラノ・ド・ベルジュラック』に出演。

『シラノ・ド・ベルジュラック』とは?
1897年にパリで初演され、1世紀を経た今も世界的に上演されるフランスの傑作戯曲。
剣豪にして詩人で権力に背を向ける熱血漢だが、自身の容姿に悩み、愛を告げられないシラノ、非の打ち所がないほどの麗しい才女ながらも愛の詩に酔いしれ、愛に突き進むロクサーヌ、姿はさわやかで美しくも、あふれる愛を言葉にできないクリスチャンの行く末を描く。

シラノ・ド・ベルジュラック役:吉田鋼太郎 ロクサーヌ役:黒木瞳
クリスチャン役:大野拓朗・白洲迅(ダブルキャスト)ド・ギッシュ伯爵:六角精児
*5月15日~30日まで、日生劇場で上演。チケット公表発売中。
http://hpot.jp/stage/cyrano

(2018年5月11日放送分より)

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