「目抜き通り」の「目抜き」ってなんだろう
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「目抜き通り」とは? 意味や語源は?
目抜き通りとは、街中の最も人通りが多い大通りのこと
街で一番人通りが多い大通りのことを「目抜き通り」といいますよね。
ちょっと文学的な表現かもしれませんが、人気アーティストの楽曲タイトルにもなっているほど、耳馴染みのある言葉でもあります。
でも実際、「目抜き通り」の意味は知っていても「目抜き」が何かわからない方、多いのではないでしょうか。そこで、私もわからなかったので調べてみました。調べてみると、日本の文化にたどり着きました。
目抜き通りの語源は、刀の大切なパーツのひとつ「目貫」
目抜きとは、目貫(めぬき)のこと。
目貫とは、刀身が柄(つか)から抜けないように柄と茎(なかご)にあけた穴に通す金具のことです。
竹や銅でできた刀のパーツですね。
目貫は大切なうえ華やかで目立つことから、賑やかな大通りのことを目抜き通りと呼ぶようになった
目貫が折れてしまうと刀が柄から抜けてしまうため、とても大切な役割を果たしています。また、真ん中にあり華やかで目立つことから、街の中心にあり賑やかな大通りのことを目抜き通りと呼ぶようになったのです。
目貫がどんな見た目かを調べてみると、お洒落なチャームのようなものがたくさん見られます。目貫は次第に刀装の中心となり精緻美麗なものになったといいます。
知らなければ見過ごしてしまいそうな刀のいち部分。
目貫の鋲頭(びょうがしら)と座は柄巻きの奥のほうから見えますので、もしも日本刀を観る機会がありましたら目を凝らしてみてください。どんなモチーフが隠れているのか楽しめます。
ひとつの表現からかつての文化の断片を垣間見えるなんて、「知る」ことは面白いですね。
千葉駅前の目抜き通りに「ちば富士見屋台横丁」がオープン(2018年イベント終了)
JR千葉駅からまっすぐ伸びる千葉駅前大通り。広い歩道の街路樹もすっかり緑が濃くなって、これからの季節は、私たちに暑さをしのぐ木陰をつくってくれます。
その千葉駅前大通りの歩道に、6月23日(土)と24日(日)の二日間、期間限定の“中州風屋台横丁”、「ちば富士見屋台横丁」がオープンします!
2回目となる今回は、千葉市富士見地区にお店を構える名店15店が出店。和から洋まで、様々な屋台が並びますよ。営業時間も23日(土)は、午後3時~11時まで。24日(日)は、午前10時~午後10時までと長くなりました。“はしご酒”で、それぞれの屋台の“味と雰囲気”をたっぷり楽しめますよ。
詳しくは、「ちば富士見屋台横丁」のホームページをご覧くださいね。
ちば富士見屋台横丁
2018年6月23日(土)15:00~23:00/24日(日)10:00~22:00
※雨天延期 6月30日(土)7月1日(日)
会場:JR千葉駅東口前 千葉駅前大通り 中央公園プロムナード
http://r-223.com/yatai/
【ハロー千葉】