地図製作会社にはどんな人が就職するのか?

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日本最大手の地図製作会社である株式会社ゼンリンの社長である高山善司が、黒木瞳がパーソナリティの番組「あさナビ」(ニッポン放送)に出演。地図製作会社であるゼンリンに働く人とその仕事の内容について語った。

黒木)今週のゲストは、日本最大手の地図の会社、株式会社ゼンリンの代表取締役社長、高山善司さんです。地図の作成はとても大変な作業だと思うのですが、どういった方々が就職なさるのですか? 地図好きとか?

高山)もちろん、地図が好きだと言う人もいるでしょうし、地理学科の学生なども来られます。地図を作ることが好きだと言う人もいます。昔と違っていまはもうデータになっているので、ウェブ上の地図が好きだと言う若い人たちは多くなってきました。

黒木)こうやってきちんと紙で残していく地図は大事なものだということで作っていかれているのですよね? 毎年変わるのですか?

高山)地域によって異なりますが、ほぼ、1,741地区の市町村のうちの1,300~1,400地区くらいは毎年更新しています。都市部は変化が激しいですから。
変化がそれほどない地域は2年から3年に更新するというところもあります。

黒木)それはお忙しいでしょう?

高山)毎日どこかを必ず調査しています。よく、靴が磨り減るとみんな言っています。

黒木)去年、日本の全国地図を100%達成されたときはどんなお気持ちでしたか?

高山)島嶼群の最後の地図を社内の若いメンバーから作りましょうと意見があって、作ることにしました。そういう意味では創業の思いを若い人も「そうだ」とくみ取ってくれたのだと思います。
小さいところなのでそこを作ったからと、売れるわけではないのですがね。でもそれを作らなければならないという使命感のようなものが彼らにもあったということが、うれしかったですね。離島なので便も一日一便しかなくて、戻って来れないので彼らは泊まり込んで作っていました。いい勉強になったのではないでしょうか。

黒木)そういった社員の方の熱い思いが100%達成につながったのでしょうね。


高山善司 / 株式会社ゼンリン代表取締役社長
長崎県出身。西南学院大学商学部卒業後、株式会社ゼンリンに入社。
営業部門を中心に歩み、2008年4月から社長に就任。
創業してから60年の歴史で、創業家以外の生え抜きのトップは初めて。


[株式会社ゼンリン]
大分県別府市で1948年「観光文化宣伝社」として創業。50年に善隣出版社と改称。
1952年から住宅地図を手がけ、80年には住宅地図の年間発行部数100万部を達成。
1984年からカーナビの研究開発に着手し、国内規格の統一にも関わり、全地球測位システム(GPS)を使った位置情報の提供のほか、自動運転やドローン操作向けの地図のシステム開発なども手がける。住宅地図は地域の状況を細かく把握するため、自治体や電力会社などでよく使われるほか、災害時の被災者救援活動や復旧活動でも活用されている。
またゼンリンはグーグルやマイクロソフトなどにもデジタル地図を提供。スマホやパソコンで見られる日本地図の多くがゼンリン製!
昨年6月には東京都の離島部にある7村の住宅地図帳を発売し、65年をかけて、全国1,741市区町村の住宅地図を網羅。カバー率・100%を達成した。

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