「あくび」をすると涙が出てくるメカニズム
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あくびをすると涙が出るのはなぜ?
ハッキリとした原因は不明
涙腺が刺激されるという説も
あくびをすると、涙が出る時がありますよネ。
その理由ですが、一般的にあくびをする時は大きくクチを開けますが、それと同時に自然と目が閉じています。
この瞬間、顔の筋肉が思い切り伸び縮みしますが、それによって涙を作る器官『涙腺(るいせん)』が刺激されます。その刺激によって、涙腺から涙が出て来るのだそうです。
不思議なことに、ただ単にクチを大きく開けるだけでは涙は出ません。
あくびの場合、それだけ顔の筋肉全体を思い切り動かしていることになるそうです。
あくびは何故起こるのか? ハッキリとした原因は分かっていないそうです。
涙の仕組み
涙は1日、目薬にして20滴分流れている
涙は血液から作られています。
それなのに赤くないのは、赤い色の元である赤血球が取り除かれているからです。
涙は1日、目薬にして約20滴分流れています。
泣くと鼻水が出るのは鼻の器官と繋がっているから
いつも眼球の周りを流れて、鼻の付け根あたりの両側にある『涙(るい)のう』といわれる所に蓄えられます。
この涙のうは鼻の器官と繋がっていて、涙を鼻に流しています。泣くと鼻水が出るのはこのためです。
泣き続けると、やがて涙が出なくなるのは、涙腺で涙を作るのが間に合わなくなるからだそうです。
■杏樹の感想
自分の体のことなのに、知らないことばかりでした。
そもそも木曜日にご紹介したような、眉毛とまつ毛の役割なんてこれまで考えたことすらなかったので、勉強になりました。
まだまだ体にまつわる不思議はありますし、中にはまだ解明されていないこともたくさんあるそうです。
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