未だにメカニズムが分からない「光くしゃみ反射」
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『光くしゃみ反射』とは
4人に1日の割合で出る
遺伝的なものと考えられる
太陽の光を見ると、クシャミが出ることってありませんか?
これは太陽の光など、明るいものを見ると鼻がムズムズと刺激されてしまう『光くしゃみ反射』によるものです。
この症状は“遺伝的なもの”と考えられていて、約4人に1人の割合で出ると言われています。
その症状は個人差が大きいため、どの程度の光によって出るのかは人によって違いがあるそうです。
連続することはない
『光くしゃみ反射』はまぶしさを感じている間だけ起こるので、クシャミの回数は通常1回か2回で、連続して何回も起こることはないそうです。
メカニズムは不明
鼻の副交感神経の働きを活発にする?
この『光くしゃみ反射』がどのようなメカニズムによって起こるのか? 分かっていないそうです。
そんな中、まぶしいと感じる光の刺激が、クシャミに関係する鼻の副交感神経の働きを活発にするのでは? と考えられています。
光の強さの変化が原因?
他にも『光くしゃみ反射』の場合、光の色などは関係なくて、光の強さの変化が原因だと考えられています。
また光以外でも、特定の刺激や興奮によってクシャミが出る方もいらっしゃるそうです。
そもそもクシャミとは
安全のために出る
クシャミは、小さなゴミやホコリといった異物が鼻から吸い込まれると、鼻の穴にある神経が素早く反応して、それを外に飛ばして出そうとすることで起こります。
つまり安全のために、ちょっとした刺激でもクシャミが出るそうです。
時速300キロ以上!?
そんなクシャミのスピードですが、時速300キロ以上と言われ、1回のクシャミでウイルスが3mも飛ぶそうです。
またクシャミを抑えると、ノドや鼓膜などを傷つける可能性があるそうです。
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