-10℃の中、焼肉を食べるお祭りとは?
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ニッポン放送「週刊!なるほど!ニッポン」(12月16日放送)では、長崎県、「そだねーの町、北海道北見市では-10℃の中2,000人で焼肉を食べる!?」というトピックスを紹介した。
毎年恒例の流行語大賞が発表されましたね。年間大賞は「そだねー」に決まりました。平昌オリンピックカーリング女子で銅メダルを獲得したロコ・ソラーレ北見/LS北見の選手たちが試合中に発していた北海道弁の相づち。
その選手全員の出身地でもあるのが、北海道北見市!カーリングの町なのかな?と思っていたのですけれど、北見市は「焼き肉の町」としても有名なのですって。知らなかったです。
何でも北海道の都市で、焼き肉店の対人口比が一番高いのが北見市なのだとか。そんな北見市で冬の恒例イベントとなっているのが、「北見厳寒の焼き肉まつり」!
どんなお祭りなのでしょうか…北見市観光協会の辻直子さんにお話しを伺います。
晴の輔 「今回お伺いしたいのは、「北見厳寒の焼き肉まつり」。これは外で食べるのですか?」
辻「夜、外で食べます。600個の七輪、チケットは2,000枚用意します。」
晴の輔 「えっ600個!2,000人が一斉に肉を焼くのですか!どれくらいの気温になるのですか?」
辻「マイナス10度よりもちょっと下がるぐらいでしょうか」
晴の輔「そんな状況だったら焼肉のタレが凍っちゃったりしないのですか?」
辻「はい、凍っています。シャーベット状になっていますね。」
晴の輔 「(笑)シャーベットを上に乗せて食べるのですか?」
辻「はい、熱々のお肉をシャーベット状になったタレに浸けていただきます。」
晴の輔 「(笑)でも焼肉だとお酒も飲みますよね?」
辻「お湯割り頼まれても、みるみる冷えて行ってしまいには、凍ってしまうと思います(笑)」
晴の輔 「ちなみにそれだけの寒さだと、皆さんどのような恰好で焼肉食べているのですか?」
辻「慣れている方は完全防備ですね。スキーウェアとか、もこもこのダウンの上からベンチコートを着たりとか」
晴の輔 「体中が布団にまかれた状態で焼き肉!そもそもこれが始まったきっかけは何だったのですか?」
辻「20年ぐらい前になるのですけど、北見にある企業に転勤してこられる店長さんとか、支店長さんの集まりがありまして、そこで北見の冬のイベントは何かないだろうか?と考えたことが始まりでした。」
晴の輔 「よその街から北見に移り住んで、冬にお祭りないよね?外部の方は気付かれたのですね?」
辻「そうですね。冬の流氷シーズンになると、内陸の北見は通過点になってしまって、紋別とか網走の方に観光客の方は行かれてしまいますので。」
辻「北見の街には焼き肉屋が多いこと、寒さがあまりにも厳しいということが話題になり、それを一緒にイベントにしてはどうか?というのがきっかけで、4年に1回、29日がある閏年『ニクの日』みたいに、ちょっと遠慮がちに(笑)」
晴の輔 「ああ(笑)ニクの日!で閏年。なるほど。それでやってみたら?」
辻「あまりの反響に、次の年からは継続で開催しています。次回は20回になります!」
晴の輔 「参加された方々はどのような感想を持たれています?」
辻「『寒い!』『美味しい!』(笑)」
晴の輔 「(笑)皆さん楽しそう!」
辻「チャレンジ体験みたいなところが、あるのかな?と思います!一晩限り、大人数で無茶なとことをする、凄く美味しくて楽しい一体感あるイベントを味わっていただければ」
晴の輔 「これは是非ともチャレンジしに行きたいと思います!」
FM93AM1242ニッポン放送 日曜24:50-25:00