仕事の効率が上がる仮眠時間はどれくらい? 医師が回答
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ニッポン放送「草野満代 夕暮れWONDER4」(4月23日放送)で、短時間睡眠について医師が解説した。
リスナーから寄せられたメール「短時間睡眠、何分・何時間くらいがいいの?」に医師が回答した。
仕事中に誰しも眠くなる事は良くある話ですね。有効な仮眠は、眠気を解消し、集中力や記憶力をアップさせ仕事効率を改善する効果があると言われています。
まず、なぜ眠くなるのかを考えてみましょう。日頃から頑張りすぎて睡眠時間が不足し、疲れが蓄積している方は、まず十分な睡眠時間を取るようにして下さい。おそらく仮眠で済むような話ではない様に思います。
十分な睡眠時間を確保しているにもかかわらず、眠くなる方の有効な仮眠方法は、一般的には10-15分程度(最長30分以内)で15時頃までと言われています。
可能であれば静かな場所に移動し椅子に掛けた状態が理想的で、決して横にはならない事が大切です横になったり、30分以上の睡眠時間では熟睡していまい、起きた時にこのまま寝続けたい気持ちが強くなりその後の仕事に支障がでる恐れがあります。
私は外科医なので手術中の仮眠はできませんが、夜間の当直業務ではわずかな時間でも仮眠をとるようにしております。
草野満代 夕暮れWONDER4
FM93AM1242ニッポン放送 月曜-木曜16:00-17:40
番組情報
素敵な音楽&豊かな暮らしを、あなたに!「草野満代 夕暮れWONDER4」
(放送は2020年7月2日まで)