Dr.コパ「健康に影響するトイレや風呂場をきれいに」
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黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、建築家で風水の第一人者のDr.コパが出演。風水と健康について語った。
黒木)今週のゲストは建築家で風水の第一人者であります、Dr.コパさんです。風水と健康はどのように考えればいいのでしょうか?
コパ)健康ではない状況とは、自分を活かせない状況です。肉体的に健康ではない状況もあれば、心の健康がない状況もある。健康ではないということは、日常のいい状況ではないということです。風水は健康に関して言うと、住まいのどの部分が人の健康に影響するのかということがあるのです。家のなかのどの空間が健康に影響するのか。一般的には、トイレやお風呂場などの水回りになります。
黒木)水回り。
コパ)そういうところが健康に影響すると言われています。その水回りをきれいにする。一般的には掃除、そして換気です。あとは気を浄化する、つまり厄を落とす場です。トイレにしてもお風呂場にしても、体の厄を洗い流す。その洗い流す空間自体を清める色の使い方が、風水にはあります。
黒木)清め方。
コパ)一般的には盛り塩という、塩で清めるやり方があります。掃除プラス塩。それから、色で言うとラベンダー系の色。実は令和という年を象徴する色がラベンダー系の色なのです。
黒木)なぜですか?
コパ)風水では漢字に色があって、令和の令という字には、白から紫色に変わって行く流れ。これがどうも令和の令という色だと言われています。
黒木)そうなのですか。
コパ)ですから令和は、清めて健康になろうというものが1つあります。それから和という字は、白から黄色や赤に向かって行く色。赤に向かって行くには途中にピンクがあるから、人間関係。黄色に向かって行く色であれば金運ということになると、健康、金運、人間関係、そして清める。
黒木)愛と希望と。
コパ)健康になるためには、家のトイレとお風呂場をきれいにしましょう。清めて掃除をして、盛り塩をする。
黒木)盛り塩のやり方は自己流でいいのですか?
コパ)大丈夫です。お皿に海でとれた粗塩を10グラムくらい、料理的に言うと大さじ軽く1杯です。それを盛って、1週間に1回交換するといいです。トイレなどはトイレに捨てて、水を流す。
黒木)塩をトイレに流すのですか?
コパ)清めるという意味でね。ある程度の水を流さないと配管が錆びますので、そこは注意していただきたいですけれども。
黒木)そうですね。
コパ)僕の家には、お勝手や洗面所に塩があります。お勝手で交換した古い塩は、家内が料理の下味に使っていますね。洗面所の塩はタッパーに入れてうがいに使っています。トイレの塩だけは流していますけれども。
黒木)いろいろと再利用ができると。
コパ)令和の共通項は、「新しい」というキーワードがあります。新しいというものは東の方向。
黒木)東。
コパ)朝日が出る方向です、家のなかの東側。東には「次の代」という意味があるのですよ。その新しさは電気と関係がある。つまり私たちが放送しているこの電波や、音楽、踊りという共通項があります。電気は健康にすごくいいと、風水では考えられています。そのため電気で清めるというやり方もある。だから、「ラジオやテレビは東に置け」と風水では昔から言います。そうすると東から音が出て来るので、家じゅうに電気が流れて健康になる。見えませんけれどね。
黒木)色は?
コパ)東は赤ですね。赤とブルーと白。赤は朝日の色で、ブルーは海。白は青空に輝く雲です。つまり東の空から太陽が昇って来る、これが日本人にとって健康のもとだと言われています。何だかすがすがしいではないですか。
黒木)そうですね。ですが令和の時代は紫なのですよね。いまの話には紫が入っていないのですが。
コパ)紫系の色は清めるという色ですから、お風呂場やトイレ、洗面所などにラベンダー系の色を。白と紫の間くらいの色で。
黒木)お手洗いにはラベンダーの色が…。
コパ)いいということです。
Dr.コパ(ドクター・コパ) / 建築家
■1947年・東京都出身。72歳(放送時)。
■一級建築士でありながら神職も務め、風水環境学の第一人者として活躍。
■中国を発祥とする風水術を「誰でもわかりやすく簡単に」をテーマに、「西に黄色」に代表される独自の風水学を提唱。日本中に風水を広める。
■祖父の代より受け継ぐ日本の伝統行事・風習・縁起・由来の開運法を研究し、オリジナル開運法を考案、披露している。
■テレビ・ラジオなどメディア出演に加え、著書も多数。
■2019年5月に『終活風水』、『開運体質』の2冊を発売した。
番組情報
毎朝、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーター:黒木瞳