靴底に金具を打ち付けたスパイクが、スニーカー大手「リーボック」の始まり

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スニーカーの誕生には、2つの説があります。1つは『1893年、ボート競技用シューズとして、丈夫で厚手の布(キャンバス生地)にゴム底が付いたものが発明された』とする説。

もう1つは、『1895年、イギリスのジョセフ・ウィリアム・フォスターさんが、滑り止めのために靴底に金具を打ち付けた、陸上用のスパイクシューズを発明した』とする説です。

フォスターさんは陸上のクラブチームに所属していて、常に「より速く走るためには、どうしたらいいのか」を考えていたそうです。あるとき、「靴の底に金具を打ち付けたら、地面をしっかりと噛んで速く走れるのでは?」と思いつきました。

早速試してみると効果は抜群で、それを見た他の選手からも「同じシューズを作って欲しい」という依頼が殺到したそうです。

そこで1900年、フォスターさんは自分の名前を付けた会社『J・W・フォスター』を設立して、本格的にスポーツシューズの製造を始めました。『ランニングパンプス』と名付けられたシューズは、イギリス中のアスリートの間で知られるようになりました。

1958年、フォスターさんの孫が会社の名前を変更しましたが、それが『リーボック』です。『リーボック』とは、アフリカに生息する非常に足が速い動物『ガゼル』の現地での呼び方です。現在『リーボック』は、総合スポーツシューズメーカーとして知られています。

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい

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