スニーカーは当初、“静かに歩ける靴”として売り出されていた!

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スニーカーとは底の部分がゴムになっていて、布や革でできた運動靴のことです。英語では『sneakers』です。『sneak』には“忍び寄る”、“こっそり歩く”といった意味があります。

1916年、シューズブランドの『Keds(ケッズ)』がゴム底の靴を発売するときに、セールスポイントを『革底の靴より静か』としたことがキッカケです。

スニーカーは主に、その時代のスポーツ競技に合わせて作られているため、スポーツの数だけ種類があると言われています。例えば『コンバース』(アメリカ)の人気のスニーカー『オールスター』は、1917年にバスケットボール専用のシューズとして発売されました。

足首を保護するハイカットのデザインは当時としては斬新で、その後、プロも使用する本格的なバスケットボールシューズへと成長しています。

『ナイキ』(アメリカ)の人気のスニーカー『エアマックス』も、元々はランニング用のシューズです。シューズのソール(靴底)のなかに、衝撃を和らげるための小さな空気バッグを入れたのが最初で、1978年に『エアテイルウィンド』の名前で登場しました。

このように同じスニーカーでも、スポーツ競技の種類によって特徴が違います。現在、スニーカーはスポーツだけでなく、ファッションアイテムとしても欠かせない存在になっています。

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい

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