オスプレイが木更津に「暫定配備」~今後の展望は

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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(12月26日放送)にジャーナリストの鈴木哲夫が出演。オスプレイの木更津駐屯地配備について解説した。

木更津駐屯地-Wikipediaより

オスプレイが木更津駐屯地に暫定配備~配備期間5年以内が条件

陸上自衛隊の輸送機「オスプレイ」を千葉県の木更津駐屯地に暫定配備する計画をめぐって、木更津市の渡辺芳邦市長は25日、防衛省で河野防衛大臣と面会し「計画に協力する」と意向を伝えた。焦点となっていた配備期間については、市長が5年以内の条件で受け入れることを表明。これを受け、防衛省は2020年6月~7月を目標にオスプレイ2機を木更津駐屯地に配備する方針。

飯田)もともとは佐賀空港への配備ということだったのですが、佐賀で陸自のヘリが墜落した事故もあり、漁協との話し合いも難航していました。

鈴木)いちばん大きなきっかけは、自衛隊のヘリの墜落です。奇跡的に人的被害が出なかっただけで、大変な事故でした。

飯田)お住まいの方はちょうど外出していました。搭乗者は亡くなってしまいましたが、何とか回避しようとした交信記録が残っています。

【沖縄県民投票】投票締め切りと共に配布された地元紙の「反対多数」の号外を見る人たち=2019年2月24日午後、那覇市 写真提供:産経新聞社

オスプレイ配備と沖縄の米軍基地問題の密接な関係

鈴木)佐賀空港はもう1つポイントがあって、オスプレイを持って行く話のさらに前にあったのは、沖縄の普天間の問題です。安倍政権になって、沖縄とどのように基地問題を解決して行くかというときに、沖縄の米軍基地の負担を本土でも分担することによって、信頼関係を築こうという話がありました。そのときに佐賀空港は候補に挙がっていました。佐賀空港は、便数や利用者もそんなに伸びていません。ある意味では余裕もあるので、佐賀空港で米軍オスプレイの訓練も含めて分担できないかと。そのためには、とにかくオスプレイを実績として受け入れるという話が当時ありました。こういうものが全部、あの事故で崩れたわけです。結局はそれがいまも尾を引いて、木更津に一時配備ということになりました。これが最終目的ではなく、オスプレイ問題はまだ漂流していると言っていいでしょう。どういう形で受け入れるのか、そこにはセットで沖縄の基地問題も絡んで来ると見るべきです。

飯田)もともと、オスプレイの整備の拠点として、木更津を使う計画があったようです。

鈴木)アジア情勢を考えると、やはり本命は佐賀県です。5年以内という話ですから、また次の候補を探さなければなりません。佐賀がどういう形で折り合うのか。漁協関係と上手く行っていないのは1つの要素ですが、トータルでの日本の自衛隊、オスプレイの安全、もっと言えば安全保障に米軍が絡んでいる問題なのだと思います。

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