ヘンリー王子“王室離脱騒動”~国民への納得は難しい

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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(1月21日放送)にジャーナリストの有本香が出演。ヘンリー王子の王室離脱騒動について解説した。

2018年10月28日撮影(ヘンリー(サセックス公)-Wikipediaより)

ヘンリー王子が王室離脱について言及

イギリスのヘンリー王子は19日、ロンドンでの慈善団体での会合で演説し、妻のメーガン妃とともに王室から離脱することについて、他に選択肢はなかったと述べた。

飯田)8日、インスタグラムで経済的に独立し、イギリスとカナダで暮らすという意向を夫妻で表明しました。その後に家族会議が行われたり、いろいろあったのですが、結局、王室には残らないという形になりました。

有本)新行さんはどうお考えですか?

新行)すごく難しいなと思いました。メーガン妃の心情が公になっていないなかで、現時点で出ている情報だけでの判断はしかねると思いました。

有本)おっしゃる通りですよね。

飯田)メーガン妃にとって、差別的なところも王室にあったとか、王室のしきたりはアメリカで育った方には厳しいということがあったりと、いろいろあるようです。しかし、一方で「それも込みで王室に嫁いだのではないのか」ということも、もちろんあります。我々も皇室との対比で見ると、それも覚悟の上ではないのかと思ったりするのですが、それは日本人の感覚かもしれません。

有本)あえて日本の皇室と比べても、英国王室は自由だという感じがします。双方に言い分はあるでしょうが、向こうのタブロイド紙の追いかけ方はひどくて、ヘンリー王子は奥さんを守ろうとしたのではないでしょうか。お母さんがメディアに殺されたと言う人もいて、実際そうです。ヘンリー王子が10歳~12歳のときですよね。

飯田)日本でもいろいろな報道がありました。

2018年10月28日撮影(メーガン(サセックス公爵夫人)-Wikipediaより)

国民に納得してもらうことは難しい

有本)そういったことから、奥さんを守ろうとしたということであるにしても、発表の仕方が誰にも相談なくインスタグラムでされました。見え方としては、いいとこ取りをしたように見えてしまいます。相応の理由があったと思いますが、それにしてもインスタグラムでいきなり発表して、みんな寝耳に水というような、これはあり得ません。すでにウェブサイトが開設されて、そこには新しい道を歩むと書かれていて、ヘンリー王子夫妻の称号であるサセックス侯爵と侯爵夫人という名前でメッセージがあったのですが、これは違和感があります。ロイヤルのブランドを使いつつ、公務から手を引きつつ、自分たちが納得している公務だけは出る。公費である程度の財政的下支えも受けるとなると、王室としては、なかなか国民に納得してもらうことは難しいという判断でしょうね。

飯田)エリザベス女王も国民に受け入れられるか、相当に気を遣ったという話です。

有本)そう思います。エリザベス女王にしてみれば、ヘンリー王子がお母さんを若くして亡くしていることもあり、結婚式のやり方も英国王室的な流儀から、メーガン妃的なやり方に譲歩しましたよね。だから王室側、女王側はいろいろやったはずなのに、顔に泥を塗られたと思っても不思議ではありません。

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