成田凌~休みの日は録画したテレビ番組を朝から観ている
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黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に俳優の成田凌が出演。プライベートの時間の過ごし方について語った。
黒木)今週のゲストは俳優の成田凌さんです。お忙しいと思いますけれども、プライベートの時間はありますか?
成田)あります。でも、夕方5時の鐘を聞いて「無駄にしちゃったな」といつも思います。
黒木)何もしなかったということ?
成田)僕はテレビっ子なので、休みの日は朝から溜まっている番組を観ます。気がついたら西日が入って来て、5時の鐘が聞こえる。そうすると、焼酎のソーダ割りをつくり始めます。そんなインドアな生活ですね。
黒木)それも勉強ではないですか。
成田)そんなつもりで観ていないです。バラエティー番組に出ると、好きだからこそ「失敗した」と思いながら帰ります。何を観ていたのだと。夕方から映画を観に出かけることもあります。やりたいことはあるのですけれどね。
黒木)映画は1人で行くのですか?
成田)動物園と映画好きの暇な友達がいるので「明日、動物園と映画に行こう」と誘います。その後は食事をして帰るのです。そんな休みを過ごすか、テレビを観ているかです。映画は1人で観ることが多いですね。
黒木)趣味は何ですか?
成田)バラエティー番組を観ることと、写真を撮るのが好きなので、共演者や友達を撮ったりします。
黒木)どんなカメラを持っているのですか?
成田)ムービーも撮れるような簡易的なものや、中判という大きくて重たいカメラ。PENTAXの大きいカメラを持っています。あとは、ゴルフの打ちっ放しに行ったりしています。先輩にゴルフセットをいただいたので、練習しています。
黒木)プライベートを充実させたいけれど、やりたいことがいっぱいあってお休みもないし。ただ、そういう時期もありますからね。がむしゃらに仕事をしたい時期が。
成田)したいですね。休みもいらないと言いました。いまドラマをやっているのがすごく楽しいです。
黒木)セリフ覚えは早いのですか?
成田)悪いです。黒木さんはどこで覚えますか?
黒木)リビングですね。
成田)座って覚えるのですか?
黒木)右だけを向いて練習すると、左側を向いたときにセリフが出て来ないことがあるので、右にいる場合と左にいる場合、立って歩きながら、いろいろなシミュレーションで練習をします。現場でどのパターンを監督がおっしゃっても、うまくできるように準備をしています。
成田)よくあります。自分が右にいると思って、左を向いてしゃべるつもりで行って、逆だったときに出て来ないのですよね。いままでそんなことがいっぱいあったのに、何で思わなかったのだろう。
黒木)食べるシーンのときは、食べながらセリフを覚えて。1人でセリフを覚えているときがいちばん楽しいですね。想像の翼が「こうだったらどうかな」と広がって、1人でニタニタしているわけです。
成田)じっとしながら想像のみでやっています。たまに台本に書き込んで、監督に言おうと。割と台本が綺麗なのですよね。こんなに綺麗で大丈夫かなと、とときどき不安になります。
成田凌(なりた・りょう)/俳優
■1993年11月22日生まれ。埼玉県出身。26歳。
■趣味はフットサル。芸能界に入る前は美容専門学校に通っていた。美容師免許も取得。
■2013年からファッション雑誌「MEN’S NON-NO」の専属モデルとして活躍。
■2014年、ドラマ『FLASHBACK』に出演。俳優デビュー。
■以降、数多くのドラマ・映画に出演。TBS「逃げるは恥だが役に立つ」、NHK連続テレビ小説「わろてんか」。映画「スマホを落としただけなのに」「愛がなんだ」「さよならくちびる」——。そして周防正行監督の「カツベン!」では主演を務めた。
■最新作は2020年3月20日公開『弥生、三月-君を愛した30年-』。
番組情報
毎朝、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーター:黒木瞳