ジャーナリストの山路徹氏が4月21日（火）、ニッポン放送「垣花正あなたとハッピー！」に生出演。新型コロナウイルスの感染拡大でマスク不足が続く中、一部の学校や職場でマスクの色が「白」に指定されているという報道に対して、「今はそんな事を言っている場合じゃない」と非難した。

記事によると、白い布や糸、ゴムひもなどをそろえる手間がかかる上、品薄や店舗休業などで入手が難しくなっているため、保護者や従業員から困惑や憤りの声が上がっているという。

山路氏は、「僕は黒いマスクをしているんですけど、好んで使っているわけじゃなくて、黒いマスクがあったから使っている。手作りマスクをしている人もいる中で、この取り組みはナンセンス」と、批判した。

一方で、黒いマスクなどはイメージが良くないという風潮があるとも指摘し、「確かに黒は、少し見た目が怖いなんてイメージもあるかもしれないですけど、今はそんな事言っている場合じゃないですからね」と語気を強めた。

また、山路氏はYouTubeで男性用の下着を使って、マスクをする動画を見たエピソードを紹介し、「これほどの状況の中で、『白マスクにするように』なんて言ってられないですよね。」と、「白マスク指定」の取り組みを改める必要があると話した。