4月29日(水)深夜放送のラジオ番組『ミューコミプラス』(ニッポン放送・毎週月-木24時~)に、初のベストアルバム『4』をリリースするロックバンド・ヒトリエのシノダが出演し、昨年4月に亡くなったwowakaに代わって、自身がボーカルを務めることになった経緯を明かした。
ヒトリエの中心メンバーで、作詞・作曲・ボーカル・ギターを担当していたwowakaが2019年4月5日に急性心不全により31歳の若さで亡くなった。その後に行われた追悼ライブでは、ギター担当のシノダがwowakaに代わってボーカルを務めた。番組では、シノダがボーカルを務めるに到った経緯と心境を明かした。
吉田尚記アナウンサー:wowakaくんが突然亡くなって本当にびっくりしたんだけど、メンバーはその時どんな感じだったの?
シノダ:とにかくパニクってましたよ。どうなっちゃうんだろう俺たちって
吉田:ヒトリエを続けるかどうかっていう話し合いは行われた?
シノダ:解散しようって言葉は俺たちの中から一言も出なかったんです
吉田:それで、どうなるんだろうって心配してたら、シノダくんが歌ってたの。それはどういう経緯があったの?
シノダ:去年6月1日の追悼会で何をやろうかって話し合いをして、とりあえず演奏はメンバーでやろうと。リーダー(wowaka)の声を流してそれに合わせて演奏するっていうやり方とかも考えたんですけど、ベースのイガラシが「シノダお前歌え」って言ってきて
吉田:イガラシくんが言ったんだ
シノダ:僕はすごい嫌だったんですけど。荷が重いというか、それはちょっと怖いなと思って。そしたらちょうどそのタイミングで、知り合いからのLINEで「君が歌ったらどうだ」みたいな内容が2件くらい来たんですよ。で、なんか怖いなって思って。それでスタッフとコンビニに行こうってなって、行ったんです。そしたらファミリーマートのクジが、10本中9本くらい当たったんですよ
吉田:当たったね、それは……
シノダ:めちゃめちゃ当たったんですよ。これはちょっと、俺が歌うしかないんかなって、思ったんですよね
吉田:重大な決意って、むしろそういう感じのことで決まったりするのかも
また、シノダはヒトリエの今後について聞かれ、「実は、曲に関してはぼちぼち作り始めてはいるんですけど」と明かした上で、「ヒトリエをもうちょっとやりたいと思ってるので、新しいものは作っていかなきゃというか、いくべきだと思ってます」と今後に向けた思いを語った。
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