キャスターの辛坊治郎氏が7月14日(火)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。政府の「Go Toキャンペーン」に対し、小池都知事が「冷房と暖房の両方をかけるようなこと」と発言したことについて持論を語った。
「冷房と暖房の両方をかける」という表現は初耳
政府が観光を促進する「Go T0キャンペーン」に賛否両論。小池百合子都知事は13日、「冷房と暖房の両方をかけるようなこと」と皮肉を口にした。
辛坊)小池百合子知事のこの表現には、若干脱帽というか。私は「Go Toキャンペーン」に関して、そこまでネガティブではないのですけれども、「ウェークアップぷらす」(よみうりテレビ/日本テレビ系)という報道番組で先週土曜日、「アクセルとブレーキを両方踏むようなものですよね」という表現をしたのですよ。「アクセルとブレーキを両方踏む」という表現はよくあるのです。ところが、小池さんは「冷房と暖房両方かける」と。この表現は初めて聞きました。
増山さやかアナウンサー)確かに。
辛坊)ここでなぜ「冷房と暖房の両方をかける」と言ったかというと文脈的に、菅官房長官が「今回起きている問題は東京問題だ」ということを“北海道”で言ったというところがポイントです。だから、気温が非常に重要なわけで、その発想で「冷房と暖房」という言葉を使う小池さん。私は滅多に小池さんを褒めることはないのですが、「アクセルとブレーキの両方をかける」と言わずに「冷房と暖房の両方をかける」という表現。初めて聞きました。
増山)なかなかの発想。
辛坊)私はそれからずっと考えているのですよ。類似の表現は他にないかと。
番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)