黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)にピップ株式会社・代表取締役社長の松浦由治が出演。ピップ株式会社の今後について語った。
黒木)今週のゲストは、ピップ株式会社・代表取締役社長の松浦由治さんです。これから先、ピップ株式会社をどのような企業に育てて行きたいと思っていらっしゃいますか?
松浦)人生100年時代と言われていて、健康が非常にクローズアップされて行くと思います。「健康寿命」と「普通の寿命」の差が10年くらいありますが、皆さんに健康で長生きをしていただいて、人生を謳歌していただきたい。そのために、我々が少しでもお役に立てるような商品を出させていただき、サポートできればと思っています。そして、お客様に使っていただいて、「よかった」と喜んでもらえる笑顔が見たいと思っていますので、そういう商品を1つでも多く開発したいです。
黒木)経営理念が「THE WELLNESS COMPANY」という、「身心の健康」が重要であるということです。
松浦)身体が元気だからこそ、心も元気になるということで、「身心」を身体と心という順番にしているのですが、まずは、健康になっていただくということを考えて取り組んで行きたいと思っています。
黒木)人の健康寿命は、そう変わってはいないらしいですね。ですので、それが伸びると100年時代ももっと豊かなものになるでしょうし、ピップからのいろいろな商品で皆さんの笑顔が増えて行くといいですね。私も持っていますけれども、「スキニールームウェア」というものがあります。
松浦)女性用なのですが、お家のなかでそれを着ていただいて、楽にしていただくこともできますし、着たまま近所のコンビニとか、その辺のお買い物はできるという商品です。
黒木)そのまま寝てしまうこともできます。
松浦)そうですね。
黒木)パジャマにしたり、普段着にしたりだとか。それから、この夏にメントール入りのものも発売されるのですね。
松浦)エレキバンのメントール入りです。絆創膏の部分にメントールを入れてあるので、貼ったときに若干スースーします。匂いもついていますので、前のエレキバンとは違うタイプの商品となっております。
黒木)ちょっと私が気になった商品があるのですけれども、「貼るサポーター」というのは、どんなものですか?
松浦)これを背骨の周りに貼っていただくと、腰がピンとします。腰を支える商品になっています。
黒木)腰痛ケアにいいですね。
松浦)腰痛や、ゴルフのときにもいいです。
黒木)「1人でも貼れる」と書いてあります。
松浦)そうです。背中に貼るので貼りにくいということはあるのですが、順番に貼っていただけます。
黒木)四角いから貼りやすいですね。
松浦)大きめにできていますので、貼りやすいと思います。健康志向が強まっているので、お客様が自分の健康を守る、あるいは増進するためには、軽い運動も含め、自分の健康をつくって行くのだということに対してサポートする商品を「プロ・フィッツ」というブランドでもやり始めたのですが、今後強化して行こうと思っています。ですから、スポーツの商品を、もう少し幅広い範囲でアプローチして行きたいと思っています。売り場についても、いまはドラッグストアが中心ですが、もっと広い範囲で商品を置いていただくことによって、より多くのお客様の目に触れるチャンスを増やして行きたいと思います。
松浦由治(まつうら・よしはる)/ピップ株式会社 代表取締役社長
■1958年、東京都大田区育ち。
■早稲田大学卒業後、1984年に三星堂(現Paltac)入社。物流・営業・人事を経験。
■1988年「ピップフジモト(東京)」入社後、1989年、米国P&Gでセールスアシスタント修行。
■1992年、東京に戻り、業務改革・小売・商品開発・卸等を指揮。
■2005年に社長就任。
■2010年、東西事業会社の合併でピップ副社長に。2018年に社長就任。
番組情報
毎朝、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーター:黒木瞳