ピップ株式会社・代表取締役社長 松浦由治~社長の役割

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黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)にピップ株式会社・代表取締役社長の松浦由治が出演。社長としての自身の役割について語った。

松浦由治

黒木)今週のゲストは、ピップ株式会社・代表取締役社長の松浦由治さんです。社長に就任されたのは2018年です。

松浦)そうですね。東の会社と西の会社と2つあったものを、10年前に合併しまして、合併した新会社の社長になりました。

黒木)4月、5月の自粛中はどうでしたか?

松浦)お客様のところにご訪問したり、会合があったり、ゴルフをしたり、表に出ることが多かったのですが、そういうことが一切なくなりました。在宅勤務をしていまして、1ヵ月の3分の1が在宅で、3分の1が会社、3分の1が休みという感じです。

黒木)いままでの人生で、そんなことはなかったですよね。

松浦)結婚して30年経ちますけれども、家内とこんなに一緒にいた時間が長いのは、初めてではないかなと思います。余った時間は、家の片付けや会社のオフィスの片付けに充てられました。いままで、なかなかできなかったことができたと思います。

黒木)今回のコロナの影響で、消費者がネットで商品を買うということが、私も含めて多くなっているのですが、その変化は出ていますか?

松浦)卸売業もやっていますので、卸の方の売り上げの構成を見ますと、やはりネットの売り上げは前よりも上がっています。

黒木)社長になられて2年ということですけれども、ご自分のことをどのような社長、リーダーであると分析していらっしゃいますか?

松浦)会社に入って30年以上経つものですから、社員と比べるとすべてについては知っているものの、ある分野については、私よりも専門の社員さんの方がよく知っていることがあります。そういう意味で、「何かに特化して指導することはできないか」ということを思います。全体を見渡して長期的な観点で物事を決め、進めて行くという役割は、社長や経営幹部の役割だと思います。仕事というのは役割分担だと思っていますので、社長の役割はあります。私だからできるということではなく、社長という器であれば、そういうことを担当するのだという気持ちで職に当たっています。

黒木)役割を全うするということですか?

松浦)そうです。社員から見たら、「またあいつはゴルフに行っているのか」ということもあると思うのですが、「それも仕事だよね」と自分のなかで割り切っています。

黒木)よく遊んで、よく働いてという。

松浦)人生、メリハリが大切ですから、オンオフをしっかりとつけてやらなければいけないと思っております。

黒木)100年以上続く企業というものの重圧は、どのように考えていらっしゃいますか?

松浦)やはり、「この会社を絶対に潰してはいけない」ということです。112年間、先輩たちが築き上げて来た会社を、どうやって次の世代に受け継いでもらうのかということを考えています。私がバトンを受けたのだから、このバトンを少なくとも、細くしない。同じ太さか、あるいはもっと太くして次の人に渡すという役割だと思ってやっています。

松浦由治

松浦由治(まつうら・よしはる)/ピップ株式会社 代表取締役社長

■1958年、東京都大田区育ち。
■早稲田大学卒業後、1984年に三星堂(現Paltac)入社。物流・営業・人事を経験。
■1988年「ピップフジモト(東京)」入社後、1989年、米国P&Gでセールスアシスタント修行。
■1992年、東京に戻り、業務改革・小売・商品開発・卸等を指揮。
■2005年に社長就任。
■2010年、東西事業会社の合併でピップ副社長に。2018年に社長就任。

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毎週月曜〜金曜 6:43 - 6:49

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毎朝、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーター:黒木瞳

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