瀬立モニカ選手、山本篤選手 2人のパラアスリートのおウチトレーニング!

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「新行市佳のパラスポヒーロー列伝」
ニッポン放送アナウンサー・新行市佳が、注目選手や大会の取材などを通して、パラスポーツの魅力をあなたと一緒に発見していきます

瀬立モニカ選手、山本篤選手 2人のパラアスリートのおウチトレーニング!

左から瀬立モニカ選手、山本篤選手(三菱地所株式会社主催 MARUNOUCHI SPORTS FES 2020 LIVE)

早いもので、もう10月も下旬になりました。今年(2020年)を振り返ってみると、さまざまな生活様式が変化した1年でした。

その1つが「トレーニング」ではないでしょうか。特に自粛期間はジムに行くことができず、家でできる運動を模索された方も多いと思います。

私は「マンション トレーニング」といったキーワードで検索しては、いろいろなストレッチやトレーニングを試行錯誤していました。アスリートの皆さんのなかには、SNSを使って室内でできるトレーニングを発信されている方々もいらっしゃいましたね。

今回は、そんな「パラアスリートのおウチトレーニング」について紹介します。

瀬立モニカ選手、山本篤選手 2人のパラアスリートのおウチトレーニング!

山本篤選手(三菱地所株式会社主催 MARUNOUCHI SPORTS FES 2020 LIVE)

「MARUNOUCHI SPORTS FES 2020LIVE」という配信イベントが10月15日~18日にかけて行われ、最終日の10月18日にライブ配信された「パラアスリートのおウチトレーニング」というトークイベントに、パラカヌーの瀬立モニカ選手、パラ陸上の山本篤選手が参加しました。

そこで、それぞれの自粛期間中にしていたおウチトレーニングについて話しました。

山本篤選手は、プランクの状態(腕立て伏せの状態)をキープしながら手を足首にタッチしたり、上下左右に動かすトレーニング、腹筋の状態で横に移動する体幹を意識したトレーニングの2つを紹介。

去年(2019年)の12月から沖縄県大宜味村で合宿をしていた瀬立モニカ選手は、滞在中に緊急事態宣言が出されたため、沖縄でトレーニングを続けていました。

通販サイトでダンベルを買おうとしたところ、自粛期間中は売り切れ続出だったため、道の駅で見つけたスイカ1玉を半分に切り、それをダンベル替わりに使ってトレーニング、その後は美味しく食べたのだとか!!

前腕の筋肉を鍛える方法として、手を前に出してグッと握って開いてを繰り返す、という方法を紹介しました。すごく簡単そうですが、200回ほどするのだそうです……何度も繰り返すことが大切なのですね。

瀬立モニカ選手、山本篤選手 2人のパラアスリートのおウチトレーニング!

瀬立モニカ選手(三菱地所株式会社主催 MARUNOUCHI SPORTS FES 2020 LIVE)

試合や屋外での練習ができなかった期間、「いかに自分のコンディションを維持するか」が大切だったと言います。自粛期間中は、いい息抜きの仕方の勉強になったとも話していた瀬立選手が出会った新しい趣味は、「ジグソーパズル」。

「集中力が凄くつくというのと、全体を予想しながら1つ1つのピースを当てはめて行くので想像力が働きますし、やったことが形になるのでモチベーションにもなります」

いま取り組んでいるのは、都営地下鉄の路線図のパズルなのだとか。「東京の駅も覚えられるのでおすすめです!」と話す瀬立選手に、「何も書いていないピースもあって難しくない?」と質問した山本選手。「そこはパズルの個性を読み取るんです!」と、秘訣を伝授されていました。

山本選手は趣味のゴルフにも力を入れていて、スコアも上がりつつあるのだそうです。

山本篤選手と瀬立モニカ選手のトークショーと、おウチトレーニング紹介の様子は、「丸の内ドットコムチャンネル」から見ることができます。おウチトレーニングは実際にできるものばかりなので、是非参考にしてみてください!

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