コロナで急死の羽田雄一郎議員(53) 24日の高熱からの時系列
公開: 更新:
キャスターの辛坊治郎が12月29日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演し、12月27日に急死した羽田雄一郎参議院議員の死因が新型コロナウイルス感染症であったことについて、解説した。
立憲民主党の福山哲郎幹事長は、急死した羽田雄一郎元国土交通大臣について、直接の死因はコロナウイルス感染症と記者団に発表した。
辛坊)驚きました、羽田さん。お若いのに、羽田さんは53歳ですよね。
増山さやかアナウンサー)そうですね。
辛坊)羽田雄一郎さんは羽田孜さんの息子さんでいま立憲民主党なのですけれど、国民民主に合流をされた参議院議員で、参議院幹事長なのですけれどね、いまの立憲民主の。突然亡くなって「53歳でなぜ?」と言っていたら、新型コロナだったということが分かってですね、時系列がだいぶはっきりしました。
今月の24日、クリスマスイブの先週の木曜日ですね、午前中に国会内の診療所に秘書を通じて「症状はないけれども近場の人に陽性者が出た」と連絡して、PCR検査を受けられる病院を問い合わせたと。診療所はその情報を本人に送ったらしいです。羽田さんは24日のクリスマスイブの深夜に38.6度まで熱が上がったそうです。
25日に都内のPCR検査を予約して、それから2日おいて27日の午後3時45分に検査を受ける予定だったのですが、クリスマス当日の25日の朝にいったん36.5度まで熱は下がったのだけれども、クリスマスの夜に38.3度と再び上昇。
26日の朝37.5度、夜は38.2度になったけれども、亡くなった27日の朝には36.1度。ほぼ平熱ですね。下がっていたと。25日、26日は自宅にいたと。
PCR検査の27日に予約していたので、迎えに来た秘書の車に乗って向かっている最中に呼吸が荒くなり、「俺、肺炎かな」と言ったあとで会話が途切れたと。異常に気付いた秘書が救急車を呼んで、病院に搬送されたけれどもこの日の午後4時34分に死亡が確認されたということで。
増山)急変していますね。
辛坊)実はコロナで亡くなったとしか発表されていないのですけれども、最終的にたとえばですね、血管の中で炎症が起こったものが脳あるいは心臓に飛んで、脳血栓や心筋梗塞だったのか、すこしそのあたりの情報を知りたいのですが、確実に言えるのは50代でも基礎疾患がある人、羽田さんは基礎疾患を糖尿病や高血圧その他の基礎疾患をお持ちだったということで、基礎疾患のある方は50代でも危険だということを知っておかれた方がいいと思います。
増山)十分気をつけましょう。
辛坊)基礎疾患があったということですが、53歳で、体型的にも肥満というほどではないですけれど、ふっくらしているといえばふっくらしていますけれどね。ただ、普段の羽田さんはまだ53歳で本当に元気でいらしたので、かなり衝撃でした。春先に60代後半の志村けんさんが突然亡くなられたのと匹敵する社会的インパクトがあるかもしれないなと。
番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)