コロナで急死の羽田雄一郎議員は肺炎か、あるいは血栓症か 辛坊治郎が言及

By -  公開:  更新:

キャスターの辛坊治郎が12月29日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演し、12月27日に急死した羽田雄一郎参議院議員の死因であった新型コロナウイルス感染症の最終的な病態について述べた。

参院本会議で公職選挙法改正案の提出者として答弁する民主党の羽田雄一郎参院幹事長=2015年7月24日、東京・国会内 写真提供:時事通信社

立憲民主党の福山哲郎幹事長は、急死した羽田雄一郎元国土交通大臣について、直接の死因はコロナウイルス感染症と記者団に発表した。

辛坊)羽田氏には糖尿病、高脂血症、高血圧などの基礎疾患があったということで、53歳で、体型的にも肥満というほどではないですけれど、ふっくらしているといえばふっくらしていますけれどね。ただ、普段の羽田さんはまだ53歳で本当に元気でいらしたので、かなり衝撃でした。春先に60代後半の志村けんさんが突然亡くなられたのと匹敵する社会的インパクトがあるかもしれないなと。

増山)お宅を出る際は普通に会話をして、検査に向かわれたわけですからね。なぜ急に。

辛坊)そうなのですよ。27日に、おとといにPCR検査をもう24日や25日の段階で予約をしていて、27日に検査になっていて、検査の予約をしていた場所に秘書の車に行く途中に「俺、肺炎かな」と言ったあとに会話が途切れたということで、私もお医者さんではないためなんとも言えませんが、この急激な体調の悪化というのが肺炎とすると、新型コロナで1番典型的な死に直結する方向性の病態というのが、この肺炎の症状になります。肺炎の症状でなにが起きるかというと、肺の体液みたいなものがどんどん出てきて、肺が水没する形になるのですね、それで肺が水没すると、酸素と二酸化炭素の交換が出来なくなって血中の酸素濃度がどんどん下がっていくとそれが死に直結するという。

増山)はい。

辛坊)これが多くの肺炎による亡くなり方なのですが、それよりも一瞬で亡くなってしまうケースでいうと、いっぱい報告されているのは、ウイルスというのは取りつく先の細胞が決まっているわけですよ。たとえば肝炎ウイルスというのは肝臓の細胞にしか取りつかないですよね、基本的に。新型コロナに関しては鼻の奥や喉の奥などの上気道というところから、肺の細胞、腸の細胞でも増殖するのですよ。だからトイレでの感染もあるじゃないですか。あとは血管の内側ですね。血管の内側で増殖するのですよ。血管の内側で増殖した場合には血管に炎症が出来て、血管が剥がれ落ちて、その剥がれ落ちた血管が塊になって、心臓の動脈を塞いでしまうと心筋梗塞ですし、脳の動脈を塞いでしまうと、場所によっては一発アウトみたいな脳血栓みたいなことになります。

今回のあまりに短時間の羽田さんの病例からいうと、可能性としては突然血管内でなにかが起きて、血管の炎症で血栓が発生したケースはあるのですが、これは入院していれば、血液検査をずっとやっていると、血栓になりやすそうだというが実はお医者さんにはわかるそうです。そうすると早めに血液をさらさらにする薬などを投与することによって血栓を防ぐということも可能だということです。

番組情報

辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!

月~木曜日 15時30分~17時30分 ※月曜日のみ17時35分まで

番組HP

辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)


Page top