日本は装備を拡充して中国海警局に向かい合うべき~外交青書

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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(4月28日放送)に数量政策学者・内閣官房参与の高橋洋一が出演。外交青書に中国海警局の領海侵入が国際法違反であることが初めて明記されたというニュースについて解説した。

沖縄県・尖閣諸島の南小島(右奥)付近を航行する中国海警局の船=2021年2月15日(仲間均・石垣市議撮影) 写真提供:共同通信社

外交青書~「領海侵入は国際法違反」と初めて明記

外務省は2021年にまとめられた外交青書に、中国による海洋進出などについて「安全保障上の強い懸念」と危機感を示した上で、沖縄県の尖閣諸島周辺で中国海警局の船が領海侵入を繰り返していることなどを「国際法違反」と初めて明記した。

飯田)中国に対しての記述、海警局の領海侵入は国際法違反であると。「中国に対して厳しい表現が増えた」ということが4月28日の朝刊などには載っていますけれども。

高橋)外交青書というのは外務省が書いている公式ペーパーです。少し世間より認識が遅れているのです。「領海侵入は国際法違反だ」と以前から言っているではないですか。それを初めて明記したのですから。

飯田)まだまだ甘いと。

高橋)領海侵入はいけないに決まっているではないですか。それを初めて明記ですからね。間に立つ人は、いつも両方の顔を立てるからなのだけれど、それにしても遅いですよね。防衛白書はかなり前からきちっとしています。政府のなかの温度差はこういうもので見て取れますね。

日本も装備を増やして中国に向き合うべき~そこで均衡が生まれる

飯田)ここをどう考えて行くのか。中国との装備の差や、予算もつけなければならないし、「バランスを取ることによって平和が生まれる」と高橋さんはおっしゃっています。

高橋)「引いたら必ずやられる」というのが国際社会です。「それはけしからん」と言えばそうなのですが、それが現実です。リアリストというところで考えると、ここで引かないで向かい合って行けば、実は均衡が生まれるということなのです。話し合って何とかなる話だったら、「取り下げてくれ」と言えば終わるのです。要するに、「尖閣までは来ないでくれ」と言って、それで来なければいいのですけれどね。

飯田)むしろ来ています。

中国が「核心的利益」とする台湾・尖閣を狙っている

高橋)1日に何回も来て大変ではないですか。中国は「核心的利益」ということで尖閣を取り下げていません。台湾、尖閣を取り下げていないのですから、それは来るでしょう。いままで核心的利益はすべて中国はものにして来たわけです。ウイグルもそうだし、南シナ海もそうだし、香港もそうでしょう。そうしたら台湾・尖閣に来ないと考える方がおかしいではないですか。

飯田)それに向けて、備えなくてはいけない。

高橋)日本からするわけではないですよ、守るだけですよ。守るだけだから、私は防御機雷は構わないのではないかと言っているのです。

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