駐日米大使に起用されるエマニュエル前シカゴ市長とは
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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(5月12日放送)に数量政策学者・内閣官房参与の高橋洋一が出演。空席であった駐日米大使にラーム・エマニュエル前シカゴ市長が指名されたというニュースについて解説した。
駐日米大使にラーム・エマニュエル前シカゴ市長起用へ
イギリスのフィナンシャル・タイムズは5月11日、アメリカのバイデン大統領が、空席が続いている駐日米大使にラーム・エマニュエル前シカゴ市長(61)を指名すると報じた。
飯田)その後、各紙が追随するという形になり、12日には写真入りで掲載する朝刊もあります。
高橋)これで人員が揃うということで、大使館の人も「やっと仕事ができる」と思っているのではないでしょうか。トランプ政権のときも大使を置くのが遅れたし、途中で空白もありました。
飯田)ここまではヤングさんという代理大使の方がやってらっしゃいましたものね。
高橋)私もいろいろな政策について、アメリカ大使館から「説明してくれ」という連絡を受けますが、最近は多くなった気がします。
飯田)それだけアメリカの関心も高い。
高橋)そうでしょうね。「日本のコロナ対策はどうしているのか」などに関心があります。特に制度が違いますから。日本はどうして事業主に雇用調整助成金を出すのかと聞かれます。「そこで出した方が失業化を抑えられるから」と説明をすると、「ほう」という感じですよ。感覚が違うのです。アメリカは失業させておいて、そのあとにやれという感じです。
飯田)アメリカであれば個別給付で小切手をばら撒くけれども。
高橋)「失業になってしまうと、あとが大変ですよ」ということを言うと、「へえ」という感じですからね。人の国の話を聞くということは、思い込みがなくなっていいのですよ。「そういうこともあるのか」と。
飯田)バイデン政権になって、アメリカ大使館のアプローチして来る雰囲気は変わりましたか?
高橋)大使は別ですけれど、大使館にいる人は役人だから、大きく変化があるという気はしないですね。下の人はあまり変わらないような感じがします。
バイデン大統領に直接電話することができる
飯田)今回のエマニュエルさんはバイデンさんと近く、電話で話が直接できる人だということです。一方で、日本についてはあまり詳しくはないかも知れない。
高橋)それはそうかも知れませんね。でも大使館のスタッフは優秀な人も多いから、組織の長としてうまくできればいいのではないですか。
飯田)「何かあったときに、電話1本で話ができるのは大きい」と指摘する人もいます。
高橋)それはそうでしょう。日本でも、総理に直接電話をかけられる人は大きいでしょう。いざというときにはね。そういうことがないのが望ましいのですけれども。
飯田)そういうことが必要になる場がなければいいと。
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