現在、さまざまなメディアで話題の“霊視芸人”シークエンスはやともが、ポッドキャスト番組「島田秀平とオカルトさん!」(ニッポン放送 Podcast Station ほか)に出演。 “霊の見え方”について語った。
芸人であり手相占い師である島田秀平がパーソナリティのポッドキャスト番組「島田秀平とオカルトさん!」。5月14日の配信回では、島田秀平が体験した不思議な出来事をうけて、“霊視芸人”シークエンスはやともが「霊の見え方」について語った。
島田:霊が見える人の素質、ポイントってあるんですか?
はやとも:まず大前提として、「人は誰しも全員が“見える”」と思います。
島田:えぇ~!
はやとも:ある大学の心霊研究チームが今、開発しようとしているのが「霊が見えるサングラス」なんです。この研究では、「すべての人間に見える可能性がある」というロジックの元で研究がおこなわれています。脳の中にある一部分が「霊が見えること」と関係していると言われていて、その研究もおこなわれています。
島田:その話、僕も脳科学者の先生から聞いたことがあります。
はやとも:あとは、気配とか音だけで「霊が見えたかもしれない」と思うのは多くの場合で勘違いです。例えば、自分の視界ギリギリで何かが見えて、振り向くと誰もいない……というホラー映画でありそうな場面は現実的ではないんですね。
島田:よく見えるギリギリ範囲のことを「死角」と言って、「死後の世界とつながっている」という説もあるじゃないですか。あれは勘違いなんですね。
はやとも:はい。人間って不思議なもので、チラッと見えたか見えなかったか不確かな物事を「あれは霊かもしれない」と考える傾向にあるんですけど、逆にハッキリ見えすぎると「あれは勘違いかもしれない」と思いこもうとするんです。
「霊の見え方」について話していく中で、島田が体験した不思議な体験について語り始めた。
島田:ある番組の撮影で、有名なレンガづくりの橋へロケに行ったんですよ。そこは景色が良いので、橋のふもとから見上げる形で撮影したシーンも抑えておこうという事になって。
ディレクターが橋のふもとに行って、僕が橋の上にいて、「さぁ撮影しようか」というタイミングで、僕の近くに観光客の女性が来ていたんですよ。撮影で一般の人が映り込んじゃうと編集しないといけないので、ディレクターに「女性がいなくなるのを待ってます」と連絡したら、「島田さん以外誰もいませんよ」って言われて。「えっ!」と女性の方を見たら、そこには誰もいなくて、足元に花束が置いてあったんです。後で聞いた話では、そこでは事故で亡くなった女性がいたそうなんです。
はやとも:島田さんが見た女性は、その場所で亡くなった方の霊で間違いないと思います。
島田:その時に気になった事があって。女性がどういう服を着ていてリュックを背負っていて……ということは思い出せるんですけど、顔が思い出せないんですよ。
はやとも:それは「霊が顔から消えていくから」なんです。
島田:どういうことですか?
はやとも:人間でも自分の手や足は見ることができるけど、自分の顔は鏡やガラスに映さないと見えないですよね。霊も、手や足を自分で認識することはできるんですけど、姿が鏡やガラスに映らないので、自分の顔を忘れていくんです。だから、顔を形成できなくなってボンヤリと消えていくんです。
島田:じゃあ、僕が女性の顔を思い出せなかったのも……
はやとも:霊自身が、自分の顔を認識できなくなったからなんです。
島田秀平が見かけた女性は、自身も忘れかけている「じぶん」という存在を、他者に伝えたかったのかもしれない。
この記事の画像(全5枚)
番組情報
芸人であり手相占い師としても多くの著作を世に出す島田秀平がパーソナリティを務めるポッドキャスト番組「島田秀平とオカルトさん!」。
毎回、MC島田秀平だからこそ成立するゲストを招き、地上波ラジオでは掘り下げきれない、ポッドキャストならではのテーマで語り尽くす。
配信ページは上の『番組HP』ボタンをクリック↑