秋篠宮家の長女眞子さまの婚約者・小室圭さんが、アメリカ ニューヨーク州のロースクールを5月に卒業した。7月にニューヨーク州の司法試験を受ける予定とのこと。
小室さんは、母親と元婚約者男性の金銭トラブルのなかで「遺族年金」についての疑惑報道がなされているが、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」では4月に、作家で政治評論家の竹田恒泰氏がこの報道について、結婚の場合に支払われる“一時金”の側面から解説した。これをもとにした「ニッポン放送 NEWS ONLINE」掲載記事を、再公開する。(初出:5月8日 ※掲載写真は一部変更)
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旧皇族の竹田家出身で明治天皇の玄孫にあたる、作家で政治評論家の竹田恒泰氏が4月27日(火)、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。秋篠宮家の長女・眞子さまとの結婚問題が世間を騒がせている小室圭さんの今後について、結婚の場合に支払われる“一時金”の側面から解説した。
元皇族という“品位を保つ”ための警備費用
森田耕次解説委員)ご結婚されて眞子様が皇室離脱をされた場合には、確か一時金(※女性皇族が皇室を離れるときに支払われる一時金)で1億5000万円が支払われることになりますよね。
竹田)これも多くの人が気にしていることなのですが、相手が気に入ったからお金を出していい、この人は気に入らないから出さなくてもいい、ということでもないのです。
おそらくご結婚なさるのだとは思うのですが、この一時金は何に使うお金なのかということなのですが、生活費に充てるお金でもなければ、不動産を買うお金でもありません。建前としては、元皇族であることの体裁を整えていただきたいということで、具体的に言えば、警備費用の前払いなのです。
皇宮警察などがつくことができなくなるので、警備をつけるとなるとかなり高いお金がかかります。そのようなことをしないと、パパラッチや愉快犯のような人が寄ってきてしまうかもしれない。現に中学校に刃物が置かれていたという恐ろしい事件(※秋篠宮ご夫妻の長男・悠仁さまの机の上に刃物が置かれていた事件)もあったので、もし傷つけられたり写真を撮られたりということになると、これはご本人もそうですし、日本国民も傷つくのです。なので、10年20年、もしくはもっと多くの期間、警備をするためのお金なのです。勿論それだけではありませんが、元皇族という“品位を保つ”ためにはまず襲われないということなので、警備費用に当てるのが趣旨なのです。
皇室離脱後に、民間人同士の結婚の形か
竹田)本当に弁護士資格が取れて向こうで仕事ができるかということもありますが、裏を返せば一時金を払わなくていいという理屈にもならないのです。小室さん云々の前に、眞子内親王殿下が傷つけられたりしないためにという金なので、小室さん憎しで出さなくていいというお金でもないのです。
増山さやかアナウンサー)難しいですね。
竹田)難しいです。なので、いま少し囁かれているのは、先に皇室離脱があって一時金が出る。そして、民間人同士の結婚になるのではないかと言われています。
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番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)