『おちょやん』の大ファン・笑福亭鶴瓶と、『おちょやん』出演女優・宮澤エマが、初対面を果たした。
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笑福亭鶴瓶、宮澤エマ
ニッポン放送『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』(6月6日放送)に、NHK連続テレビ小説『おちょやん』に栗子役で出演していた女優・宮澤エマがゲスト出演した。
鶴瓶は『おちょやん』が大好きで、毎朝8時前にはテレビの前で待機している状態だとこのラジオの中でも語っていたが、宮澤とは今回が初対面。
鶴瓶と非常に親しい俳優・中井貴一が舞台『日本の歴史』で宮沢と共演しているということで事前に“取材”していたことを鶴瓶は明かしたが、「貴一さんが言うてたんは、ホントにね、すんごいしゃべりやすいよ、べーさん。ものすごい気に入るよ」とのこと。その印象どおり、明るく軽快なトークを展開する宮澤に、鶴瓶の緊張もすぐに解けて会話が弾んでいった。
『おちょやん』でテレビドラマの出演が2度目だったという宮澤は、いまだになぜ自分がキャスティングされたのかは謎だというが、役柄としても「栗子」と自分は特徴が全く一致しないと思っているそうで、「栗子の役も最初はびっくりしました」と、出演オファーが来た時の驚きを語った。
この他にも、ドラマ後半で意外な再登場をした際の裏話や、60代の女性を演じた時の悩みや苦労など『おちょやん』の話題にとどまらず、「やさしいおじいさん」宮澤喜一元首相と毎週日曜に夕食の食卓を囲んでいたエピソードや、自由な家風の宮澤家の家族の話まで、様々な話題で盛り上がった。
ついには岩倉具視や吉田茂を演じた経験のある鶴瓶の独特の演技論についてまで話は及ぶほどで、改めて「べーさん。ものすごい気に入るよ」と言った中井貴一の言葉を振り返りつつ、「べーさんじゃなくても、誰でも話が合うわ」とすっかり感心していた鶴瓶であった。