「岸田政権には、3回目のワクチンはもっと早くスタートして欲しかった」小池百合子都知事インタビュー

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小池百合子東京都知事が、感染が再拡大してきた新型コロナウイルスについて、また、次なる投資としてのユニコーン、グリーンボンドについて語った。

岸田文雄首相に要望書を手渡す小池百合子東京都知事(左)=2022年1月6日午後、首相官邸 写真提供:産経新聞社

3回目のワクチン接種はもっと早くスタートして欲しかった

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(1月6日放送)に出演した小池知事が、2022年、新年にあたり、東京都の現状と未来について語った。

飯田)新型コロナについて、東京都は6000床を超える病床の確保であるなど、さまざまな対策はすでにやっていらっしゃると思いますが、改めて、どういうことを備えていらっしゃいますか?

小池)オミクロン株は足が早いですね。非常に早い。いま東京都では病床数はかなり整えているところではありますが、さらには経済ですね。これを確保して行かなければいけないなと思います。

飯田)年初に岸田総理大臣が「オミクロン株全員入院というのは変える」とおっしゃいました。この辺り、医療せっ迫度合いなど、第5波の経験等を踏まえると、これはどうご覧になりますか?

小池)最初は水際をどう抑えるかから始まり、あとオミクロンの特徴等々を考えて行く必要があるというので、臨機応変にやられています。岸田政権は臨機応変だと思うので、そのよさを発揮してもらいたいと思います。やはり3回目のワクチンはもっと早くにスタートして欲しかったです。いまになって「900万余剰がありまして」などとおっしゃっていますが。

飯田)ワクチン接種の3回目の大事さというものは、やはり現場にいらっしゃると身にしみて感じる部分はありますか?

小池)ほぼ2年間の蓄積をベースにしながら、看護師さんの確保もそうですし、ワクチンの打ち手の話もそうですが、着々と進めて行きたいと思います。

グリーンボンドを発行

飯田)この山を越えて行って、いつの日かマスクを外してみんなで生活できるようになればと思います。この先は技術革新イノベーションなどで、東京は日本を引っ張って行く立場だと思います。どのようなことができますか?

小池)例えば、例のミドリムシも、もともと東京都で(その培養技術を)表彰してそれで信頼を得て多くの資金を確保され、いま、非常に乗っています。これも言ってみればバイオフューエルにもなるわけです。

飯田)バイオ燃料に。

小池)「グリーン」なのです。やはり、グリーンという分野のスタートアップもまた東京都の成長ということになります。東京はグリーンファイナンスという分野に着目して、グリーンボンドをいち早く出しました。

飯田)グリーンファイナンスを。

小池)パリ市はかなり前からグリーンボンドを発行していました。そこに日本の機関投資家がせっせと投資していたのです。しかし、それを享受するのはパリ市なのです。私が環境大臣になったあとだと思いますが、それを見て、「日本のお金でパリ市の環境をよくしているというのはおかしいのではないか」と思いました。地球を考えれば、それも1つのあり方かも知れませんが。

飯田)パリ市が。

小池)東京で東京のお金を回して環境をよくすることは、正しいことではないでしょうか。と東京都ではグリーンボンドを発行していますが、大人気です。

太陽光発電から水素まで、総力戦で「グリーン」を進める

小池)いまは金融もグリーンでなければ投資の対象にならないという時代です。例えば、わかりやすいところでは、都営住宅の屋上が空いているのです。お布団2枚分ぐらいだけ太陽光発電を乗せてイノベーションにしていますので、より軽くなっている部分もある。

飯田)都営住宅の屋上。

小池)あと、これはディベロッパーの方に訴えかけるものですけれども、個人の住宅についても、太陽光発電の設置義務化を設ける。その他にも水素など、いろいろな方法がありますので、総力戦でグリーンを進めて行きたいと思います。

1人ひとりが光り輝くことが最も重要な宝

飯田)最後に(ラジオを)お聴きの皆さんに向けて2022年、どのような年になるか。知事の方から抱負をお願いいたします。

小池)東京都は1400万都市でありますけれども、要は人だということです。第7代の東京市長を務めた後藤新平さんの、「1に人、2に人、3に人」という言葉は重要です。ことで、1人ひとりが光り輝くということが、小資源国日本には、最も重要な宝物だと思っております。

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飯田浩司のOK! Cozy up!

FM93/AM1242ニッポン放送 月-金 6:00-8:00

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